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石川温のPCスマホニュース解説 第78回

ディズニーがドコモを頼りにするワケ

2020年06月02日 09時00分更新

文● 石川温 編集● ASCII

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 6月11日、NTTドコモが「ディズニープラス」を国内独占配信する。

 ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィックの動画コンテンツが月額700円で見放題となるサービスだ。

 ディズニープラスは2019年11月にアメリカ、カナダ、オーストラリアでスタート。サービスを開始してから半年で5000万を超える有料会員を獲得している。アジアパシフィック地域において、オーストラリアとニュージーランド、さらにはインドなどでサービスを提供している。

 お気づきの方も多いだろうが、NTTドコモはすでに「ディズニーデラックス」というサービスを2019年3月より提供している。

 ディズニーデラックスはディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズの4カテゴリーとなっており、ディズニープラスは、これにナショナルジオグラフィックがプラスされた形となる。

 現在、提供中のディズニーデラックスは、動画が見られる「ディズニーシアター」というアプリと、動画以外のコンテンツが配信されている「ディズニーデラックス」という2つのアプリで構成されているが、6月11日以降は「ディズニーシアター」が「ディズニープラス」に生まれかわり、5つのカテゴリーの動画を配信していくことになるという。

 ディズニーとしては、すでにサービスを提供している国に関しては自力で顧客獲得をしていく一方、日本においてはNTTドコモに頼るという選択をした模様だ。

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