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さとうなおきの「週刊アジュール」 第124回

量子コンピューティング向けのAzure Quantumが限定プレビューに

「Build 2020」で発表されたAzureアップデート《インフラ編》

2020年06月01日 08時00分更新

文● 佐藤直生 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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 こんにちは、さとうなおきです。今回の「週刊アジュール」では、2020年5月17日~23日の1週間に発表されたMicrosoft Azureの新機能から、筆者の独断と偏見で選んだトピックについて紹介していきます。

 5月20日~22日には、Microsoftの年次カンファレンス「Build 2020」がオンラインイベントとして開催されました。このBuild 2020におけるアップデートを中心に、インフラアプリ開発データAI/IoTの4回にわたってお伝えします。今回はインフラ編です。

Build 2020

 Build 2020の情報については、次のリソースをご確認ください。

Build 2020

Azure Quantum:限定プレビュー

 Azure Quantumは、量子コンピューティングサービスです。

 今回、Azure Quantumが限定プレビューになりました。

Azure Quantum

Azure Storage:オブジェクトレプリケーション

 ストレージサービス「Azure Storage」の一機能「Azure Blob Storage」は、オブジェクトストレージサービスを提供します。

 Azure Blob Storageで、「オブジェクトレプリケーション」がパブリックプレビューになりました。

 オブジェクトレプリケーションでは、 Azure Blob Storageに格納されているブロックBlobを、別のAzureリージョンにレプリケートできます。

Azure Blob Storageのオブジェクトレプリケーション

Azure NetApp Files:SLAの向上

 Azure NetApp Filesは、NFSベースのファイルストレージサービスです。

 Azure NetApp Filesで、SLAが99.99%に引き上げられ、 HIPAA、FedRAMPの認証が取得されました。

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