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シャープ、関西電力の見守りサービス向けに家電データを提供

2020年05月28日 16時30分更新

文● ASCII

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 AIoTクラウドは5月28日、離れて暮らす家族の状況を知らせる、関西電力の「はぴeまもるくん 家電情報を用いた見守りサービス」にシャープの家電データを提供すると発表。

 同社の社名でもあるAIoTは、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット)のあわせた造語で、あらゆるものをクラウドの人工知能とつなぎ、人に寄り添う存在に変えるとするシャープのビジョンを表している。

 同社は独自のAIoTプラットフォームを活用し、関西電力とサービス契約を結んだユーザーが自宅で使っている、シャープのAIoT対応冷蔵庫・空気清浄機のデータを関西電力に提供。関西電力は冷蔵庫のドア開閉データや、空気清浄機のセンサーデータを活用することで、同サービスを展開する。

 利用者はシャープのスマートライフアプリ「COCORO HOME」を利用し、機器とサービスの連携設定や、サービスリスト画面から同サービスに簡単にアクセスできる。

 AIoTクラウドは2019年10月から、KDDIやセコムとも協業を開始しており、それぞれサービス契約を結んだユーザーの自宅にある、シャープのAIoT家電のデータを提供。両社は生活データを活用することで、留守宅の子どもや離れて暮らす家族の状況を見守るサービスを手がけている。

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