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テレワークセキュリティガイドラインに対応

ロジテック、暗号化/パスワード機能搭載外付けHDDに6TB/8TBモデルを追加

2020年05月26日 16時00分更新

文● ASCII

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暗号化/パスワード機能を搭載した外付けハードディスク「LHD-ENU3BS」「LHD-ENU3BSR」シリーズに6TBと8TBのモデルを追加

 ロジテックINAソリューションズは、テレワーク環境などでの情報漏えい対策として求められる暗号化/パスワード機能を搭載した外付けハードディスク「LHD-ENU3BS」シリーズと「LHD-ENU3BSR」シリーズに、6TBと8TBの大容量モデルを追加して5月26日より順次発売する。

 本製品は、USB 3.2 Gen1(USB 3.0)対応の暗号化/パスワード機能を搭載した外付ハードディスク。「LHD-EN60U3BS」「LHD-EN60U3BSR」は容量6TB、「LHD-EN80U3BS」「LHD-EN80U3BSR」は容量8TBの大容量モデル。

 いずれのモデルも、情報漏えい対策として外付ハードディスクに求められる「暗号化/パスワード」機能を搭載。テレワークセキュリティーガイドラインおよび「電子政府推奨暗号リスト(総務省・経済産業省)」の要件にも対応する。

 データを保存と同時に暗号化する自動暗号化機能と、パスワードを入力しないとアクセスできないLogitecオリジナルパスワード認証ツール「Logitecパスワード管理ツール」を搭載。米国標準規格としても導入されている256bit長の暗号化鍵を使用した暗号化方式、AES 256bit(Advanced Encryption Satandard)を採用し、製品内部に搭載された専用の自動暗号化ハードウェア技術で、第三者が中のドライブを抜き取ってもデータを解析することができないため、重要なデータをしっかり守るという。Logitecパスワード管理ツールは、ハードディスクに内蔵されており、パソコンにインストールする必要はなく、パスワードを入力するだけで簡単にロック・解除が可能。

縦置き・横置きに両対応

 縦置き・横置きに両対応したデザインを採用。製品本体は、開口部やケース内部の間仕切りの位置を工夫した「ダブルデッキフロー」構造に加え、低消費電力ハードディスクを採用することで放熱性を備える。また、パソコンの起動・終了やスリープモードなどに連動して自動的にハードディスクのモーターを止める電源連動機能を搭載する。

 各シリーズとも今回新たに加わった6TB/8TBのほか、2TB/3TB/4TBの製品をラインアップする。

 LHD-ENU3BSRシリーズは、高速かつ24時間連続稼働に耐え、消費電力が少ないというウエスタンデジタル製のNAS用途向けハードディスク「WD RED」を採用。独自技術である「NASWare」、省エネ機能「IntelliPower」、振動や雑音を抑える「3D Active Balance Plus」を搭載することで、NAS環境やRAIDの利用によって生じるデータ損失や故障といったハードディスクドライブの不安を軽減。自宅のホームネットワーク、スモールビジネス、大企業向けといった運用規模に合わせたNASシステムの利用に適するとしている。また、3年保証が付属する。

 そのほか、各モデルともEUの「RoHS 指令(電器・電子機器に対する特定有害物質の使用制限)」(10物質)に準拠した環境にやさしい製品をうたう。

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