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HISモバイルのプリペイド型無制限データSIMを実際に試した

2020年05月26日 10時00分更新

文● ASCII

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急遽ネット回線が必要になった場合に便利な
定期契約無しで利用できるプリペイド型データSIM

 新型コロナは国内でも生活や働き方を大いに変化させたが、今回あらためて確認できたのがネット回線を確保する重要さ。すでに自宅に光やCATVなどの固定回線があるならともかく、これから導入しようとしても申し込みが殺到しているのか、すぐには工事に来てくれないという話も聞く。また、モバイル回線頼みだと通信量の問題が当然あるし、追加チャージは高価。また、プラン変更しようにも翌月からというのが一般的だろう。

HISモバイルが販売している日数単位でのプリペイド型「無制限」データSIM。今回はこのSIMを試した

 そんな中、HISモバイルが日数単位で“無制限”をうたうデータ専用のプリペイドSIMの販売を開始した。これなら回線が必要な時にすぐに購入して使い始められそうだということで、実際に入手して試してみた。

 公式オンラインショップで販売されているのは、8日間/16日間/31日間の3種類で、価格はそれぞれ2728円/3608円/4378円(税込、送料込)となっている。利用可能な通信量に明示的な上限はなく、「無制限」と記されており、テザリングも利用可能とのこと(Android/iOS端末で機能をオンにできることを編集部で確認)。ネットワークはドコモ網を用いている。

こちらが実際に届いたSIMと利用ガイド。SIMは1枚で複数のサイズに対応するマルチタイプ

ロゴ入りのSIMピン&ケースがおまけで付いてきた

 ただし、「お客様間の公平を確保し、本サービスを円滑に提供するため、一定期間内に著しく大量の通信を継続的行っていると当社が判断した場合は、通信速度を制限することがあります」や「動画再生や連続したデータ通信にはトラフィック制御を設けています」といった注意書きも見られるので、無条件での完全な使い放題というわけではなさそうだ。

 注文からは3日後には早くも自宅に封筒に入った状態で到着。他の格安SIMなどと同様に、端末側でAPNの設定(iOS端末ならプロファイル適用)をすることで、すぐに接続してデータ通信が可能になった。有効期限は初回接続時からの日数でカウントされる。

APNの設定やプロファイルの追加は過去に格安SIMを利用したことがある人なら難しくないはず。初体験でも利用ガイドに従えばOK

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