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カスタムIEMっぽいけどちょっと違うAcoustuneのハウジング交換サービス、イヤホン新製品も

2020年05月22日 11時00分更新

文● ASCII

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 アユートは5月22日、Acoustuneブランドの新イヤホン「HS1697TI Two Tone Gunmetal」「HS1677SS Two Tone Silver」「HS1657CU Mat Black&Gold」の3製品を発表した。価格はいずれもオープンプライス。直販サイト“アキハバラ e市場”での販売価格はそれぞれ10万9980円、8万2980円、7万1980円。今夏発売予定で、発売日と仕様の詳細は別途アナウンスするという。

 Acoustuneは、ミリンクスという医療グレードの素材を使ったダイナミック型イヤホンを提供している。いずれもミリンクスドライバーは最新の第4世代となっている(限定モデルの「HS1695TI Gold」などが採用)。また、ケーブルなどを接続する部分と、ドライバーが入っている「音響チェンバー」部分を別筐体として、音質に悪影響をおよぼす振動を抑制する機構になっている。

 HS1697TIは、音響チェンバー部がチタン素材。新形状のダンパーロッド、「Pentaconn Ear」コネクター、8芯構造ハイブリッドの新ケーブル「ARC51」などを採用している。

 HS1677SSは、音響チェンバー部がステンレス素材。HS1670SSのアップグレードモデルとなる。ほかの特徴はHS1697TIと同様。

 HS1657CUは、音響チェンバー部が真鍮素材。HS1655CU Whiteのアップグレードモデルとなる。ほかの特徴はHS1697TIと同様。

独特な機構を生かした「カスタムシェル」交換サービスも

 合わせて、Acoustune製品をカスタムイヤホンのような装着感にできる3D カスタムフィットインターシェル「ST1000」も発表。耳型採取後、製品を預かり、ハウジングを取り外し、新しいカバーをかぶせて、ユーザーに戻す流れとなっている。有償対応とはなるが、あとで、元の状態に戻すことも可能だ。また、ST1000導入時に、内部配線をプラチナ線や純銀線にアップグレードすることもできる。

 カスタムイヤホンに近い装着感に加え、独自のベンチチューブを配置し、密閉化することによってドライバーが動きにくくなる悪影響を解消しているという。

 新製品だけでなく、すでに購入済みの「HS1697TI」「HS1677SS」「HS1657CU」「HS1695TI」「HS1655CU」「HS1670SS」「HS1650CU」「HS1551CU」「HS1503AL」「HS1501AL」でも利用できるサービスとなる。製作には4週間程度かかるという。

ST1000(シェル部分)を装着したところ(左)

 料金はシェル交換のみが3万9800円、色は5色が選べる。耳型採取料は含まれない。内部配線を合わせて交換する場合はプラチナ線が1万5000円、純銀線が1万円追加となる。なお、元に戻す際の料金は5000円だ。

 発売日は6月上旬を予定している。対応可能店舗は直販サイト“アキハバラ e市場”のほか、フジヤエービック、e☆イヤホンとなる。

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