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アスキー編集部、在宅ワークはじめました 第3回

Zoom以外のツールでも簡単に使える“バーチャル背景”機能

Web会議で自宅は見せたくない、なら「Snap Camera」で隠しましょう

2020年04月10日 13時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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部屋が散らかっているのにWebミーティングをしなければならない

今回は「Snap Camera」というソフトのご紹介です(https://snapcamera.snapchat.com/)

 リモートワーク、とりわけ在宅勤務における困りごとのひとつが「オンラインミーティング(Web会議)で自室が相手に見られてしまうの、ちょっとヤだなあ」ということですね。少なくとも筆者はそうです。なぜなら部屋が片付いてないから。とても他人様にお見せできるような環境ではないのです。

 もちろん筆者のような「部屋が汚い」という事情はなくとも、プライベートな自室の様子をあまり見せたくないな……と思っている方は多いのではないかと思います。だからといって、カメラをオフにして音声だけのやり取りだと、やはり意思疎通がうまくいかなかったりして、なかなか悩ましいところ。

 そんなリモートワーカーの悩みを解消してこそのテクノロジーです。たとえばZoomには「バーチャル背景」という機能が備わっており、カメラに写る自分の背景を好きな画像に差し替えることができます。わはは、こりゃええわ。宮殿の写真でも探してきて、豪邸で在宅勤務してることにしてやろうかしらん。

 ……などと一人で面白がっていたのですが、オンラインミーティングのツールは多数あり、全部調べたわけではありませんが、Zoom以外の主要ツールにはそんな機能はないようです(Microsoft Teamsには背景をぼかす機能がありますが、楽しくはない)。自社で指定されているツールがZoom以外のものかもしれませんし、社外の人とミーティングする場合も相手側のツールに合わせることになるケースが多いと思います。(2020年4月13日 追記:本稿執筆後に気づいたのですが、Microsoft Teamsでも今後、背景を差し替える新機能を追加する方針のようです。

 そこで「Snap Camera」という無料のWindows/Mac用ソフトを使って、どんなオンラインミーティングツールでも、Zoomのような“バーチャル背景”機能が使えるようにしてしまいましょう。10分もあれば簡単にできますから、今さら散らかった部屋を片付け始めるよりは早そうです。

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