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カスタマイズし放題 !フォッシル最新世代スマートウォッチ「GARRETT HR」レビュー

2020年03月26日 09時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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フォッシルのスマートウォッチのコレクションに新しく加わった、Wear OS搭載のハイスペックモデル「GARRETT HR/3964」

 Wear OS by Googleを搭載するフォッシルの第5世代のタッチディスプレースマートウォッチは、2020年に入りさらに新デザインが追加され、バリエーションが増えた。今回は、ダイバーズウォッチのようなベゼルが特徴の心拍センサー内蔵ハイスペックモデル「GARRETT HR」をレビューしてみたい。

 フォッシルのスマートウォッチといえば、腕時計&ライフスタイルブランドらしいウォッチフェイスのデザイン性、シーズンごとの新フェイスの自動配信、独自アプリの細かな機能まで、ユーザーの好みに合わせたカスタマイズが自由自在にできることが、大きな魅力だ。フォッシル最新世代のスマートウォッチは、さらに“できること”が増えているというから楽しみだ。

スタイリッシュな正統派の腕時計に見えて、中の技術は最先端

 GARRETT HRは46mmの大型ケースに正円型のタッチディスプレーを搭載している。カラーバリエーションは4色展開で、価格は4万6200円としている。

 スポーティーなデザインながら派手さを抑え、スーツスタイルにもよく馴染みそうなスタイリッシュなデザインは、着こなしに迷うことがなさそうだ。外観は落ち着いているが、中身の技術は最先端。ケースの背面には光学式の心拍センサーを内蔵する。グーグルのWear OSに対応するアプリと連携すれば、アクティビティトラッキングやヘルスケアなど多彩な用途に広がりが見えてくる。

ケースの背面に心拍センサーを内蔵。リアルタイムの心拍数測定が可能

ペアリングしたスマホで通信しながらGoogle Mapを表示。移動に合わせてスムーズに動く精度の高い地図を手元で確認しながら移動できる

 クアルコムがウェアラブルデバイス向けに展開するSoC「Snapdragon Wear 3100」が、複雑な処理を素速く正確にこなす。省電力性能にも優れるチップセットだが、GARRETT HRにはその特徴を最大限に活かせる機能が充実している。詳細はこの後に詳しく触れたいと思う。

 本機が搭載するセンサーは心拍計のほかにGPS、加速度・高度計、ジャイロスコープに明るさセンサーなど種類は多岐に渡る。NFC機能も内蔵されているが、本稿執筆時点ではまだGoogle Payによる支払い機能はサポートできていない。フォッシルではアップデートによる対応を検討しているようだ。

 なお、本機にペアリングするスマートフォンはWear OSアプリを用意しておけばAndroid系だけでなく、iPhoneでもかまわない。今回筆者は本機をGoogle Pixel 4 XLにペアリングして試用している。

※この記事に使用した機器
・スマートフォン:Google Pixel 4XL
・Android OS:Android 10
・スマートウォッチ:Fossil GARRETT HR 3964
・Wear OS by Google:2.13

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