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HUAWEI Mate 30 Pro 5G ロードテスト 第3回

HUAWEI Mate 30 Pro 5Gのスゴさはカメラだけじゃない

ファーウェイ「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」の強力な処理性能や充電機能を調査する

2020年03月31日 11時00分更新

文● 島 徹、ASCII 編集● ASCII

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 ファーウェイ「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」と言えば、Leicaクアッドカメラや5G対応に注目が集まりがちだが、強化された処理性能やバッテリーの持ち、充電速度といったスマホの基本機能にもチェックが必要だ。

 最新SoC「HUAWEI Kirin 990 5G」に加え、超急速のワイヤレス充電といった先端機能を数多く搭載。EMUI 10によるソフトウェアの便利な機能を含めて、フラッグシップモデルならではの快適な使い勝手を実現している。

「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」は5G対応や高速処理のSoC「HUAWEI Kirin 990 5G」搭載に加え、最大27Wと業界トップレベルの超急速ワイヤレス充電にも対応している

ハイエンドスマホである「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」を支える
HUAWEI Kirin 990 5Gの性能をチェック

 まずは処理性能。SoCに最新の5G対応「HUAWEI Kirin 990 5G」を採用。世界初となる7nm+EUVプロセスでの製造や、GPUに16コアのMali-G76を搭載することで、高性能かつより省電力なチップとなった。メインメモリーも8GBと大容量。ストレージ容量は256GBで、NMカードによる増設も可能な仕様だ。

 実際の性能はベンチマーク結果を見たほうがわかりやすいだろう。今回のテストには定番的な存在の「AnTuTu Benchmark(v8.3.0)」と、3Dグラフィック周りのベンチマークとして「3DMark(Sling Shot Extreme)」を利用した。

 まずは通常時のベンチマークだが、いずれも最新のハイエンドスマホとしては上位クラスのスコアとなっている。テストの詳細な内容を見ても、CPUとGPUともに性能が高く欠点も見当たらない。このクラスの性能になると、普段の操作が快適なのはもちろん、高画質3Dグラフィックのゲームももちろん快適に動かせる。

「標準モード」で計測した、AnTuTu Benchmark(v8.3.0)と3DMark(Sling Shot Extreme)の結果

 さらに本機には最大限の性能を発揮するための「パフォーマンスモード」も用意されている。モードを切り替えると、AnTuTuのスコアは50万点近くを記録する。これは大型のゲーミングスマホに匹敵するスコアで、スリムな筐体でここまでの処理性能を実現していることに驚かされる。

「パフォーマンスモード」で計測した、AnTuTu Benchmark(v8.3.0)と3DMark(Sling Shot Extreme)の結果

 とはいえ、日常的な利用シーンでここまでの処理性能を求められることはまずない。普段は高い処理性能かつ省電力にアプリを動かせる、標準モードでの利用をお勧めする。

 今回のテストでは、実際に高い処理性能を必要とする場面として、3Dを駆使する人気のバトルロイヤル系ゲームをプレイし、30分間最後まで生き残ってみたが、ゲーム中の操作や動作で不満はまったく無く快適にプレイできた。

 発熱は本体の前面と背面全体が満遍なく暖かくなってはいるのだが、それは体温と同程度。SoCの動作効率の良さに加えて、本体内部のグラフェンシートが、うまく本体全体に熱を分散して冷却しているからだと思われる。そのため本体の熱が気にならず、プレイ中の集中を妨げることはなかった。

大容量バッテリー&急速充電、ワイヤレス充電
さらにワイヤレス給電まで対応!

 バッテリーは薄型筐体に4500mAhという大容量のものを搭載。約6.53型の大画面を搭載しながらも、長時間快適に利用できる。実際に12時間ほど写真撮影やSNS、ゲームを含めてかなりヘビーに利用したが、バッテリーの残量は65%程度とかなり余裕があった。1日の外出でバッテリーがなくなることはまずないだろう。

 このほか、省電力での動作が期待できるダークモードへの表示切り替えや、バックグラウンドでのアプリの動作を制限する省電力モードも用意。工夫次第でより長時間使うことも可能だ。

実際にゲームやカメラ撮影、頻繁なSNS操作を含め12時間ほどヘビーに利用した状態。長時間のゲームプレイ中の電力消費がやや多いものの、バッテリー残量は65%も残っている

 充電環境は、付属する最大40WのACアダプター「HUAWEI SuperCharge 40W」を使うと、30分で約70%の超急速充電が可能だ。もし、寝る前にスマホを充電し忘れたとしても朝の短時間で十分な容量を充電できる。

製品付属のACアダプターを用いると、最大40Wの超急速充電が可能だ。バッテリーが空の状態から、30分で70%も充電できる

 ワイヤレス充電も同社が「HUAWEI SuperCharge Wireless」と呼ぶ、最大27Wの高速充電が可能になった。高速なワイヤレス充電には、オプションで用意される充電パッド「HUAWEI SuperCharge Wireless Charger(最大27W)」(税抜3900円)や車載用カーチャージャー「HUAWEI SuperCharge Wireless Car Charger」(税抜5400円)が必要とは言え、一般的なスマホの有線接続と同等以上の速度で可能だ。もちろん、通常のQi対応ワイヤレス充電パッドも利用できる。

オプションにはなるが、ファーウェイ製の充電パッド「HUAWEI SuperCharge Wireless Charger(最大27W)」を利用すると最大27Wの急速充電が可能だ

 また、HUAWEI Mate 30 Pro 5G本体から、ほかのQi対応機器へのワイヤレス給電も可能だ。たとえば、ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 3」のユーザーであれば、バッテリーが少なくなってもその場ですぐに充電できる。このほか、たとえば知人のスマホなどにも電力を分け与えられる。

大容量バッテリーを活かして、ワイヤレス給電にも対応。ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 3」などを本体に載せて充電できる

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