CPUはCeleron N4100、内蔵GPUはインテル UHD グラフィックス 600を採用
軽作業ならサクサク快適! 趣味と仕事で活用できるスペックを備えた10.1型タブレット「arrows Tab WQ2/E1」 (2/2)
2020年03月12日 11時00分更新
ドラクエXレベルのゲームはギリギリ、FFXIVレベルのゲームは厳しめ
最後に、arrows Tab WQ2/E1で3Dゲームをプレイできるのかどうかをチェックしてみよう。
「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト(以下、ドラクエX)」と「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマーク(以下、FFXIV)」でゲームプレイ環境をテストしてみた。本機のスペックからして結果は目に見えているが、果たしてどうだろうか。
最初はドラクエXから。1920×1080ドットで「最高品質」「標準品質」を検証したが、どれも「動作困難」という判定になり、「低品質」に至っては「重い」という結果に。解像度を1280×720ドットに下げてみたものの、最高品質、標準品質は「重い」、低品質は「やや重い」となった。
試しに解像度を640×480ドットに、グラフィック設定を低品質に下げたところ、「普通」となった。ドラクエXレベルのゲームについては、最低限の設定であればギリギリ遊べることがわかった。
次にFFXIVで検証してみた。1920×1080ドットで「高品質(ノートPC)」「標準品質(ノートPC)」をそれぞれテストしてみたが、どれも「動作困難」となった。1280×720ドット、1024×768ドットに下げても「設定変更が必要」という結果に。FFXIVレベルのゲームは設定を変更しても快適に遊ぶのは難しい。
自分が思い描くイメージを形にするタブレットパソコン
外観、使い勝手、ベンチマークの視点でarrows Tab WQ2/E1を検証してみて、持ち運びしやすくて長時間の作業に最適なタブレットパソコンであると感じた。さすがに軽めのブラウザーゲーム以外をプレイするのは難しい構成だが、お絵描きや文書作成などの用途であれば快適にこなせる実力を持っている。とくに書き心地抜群のスタイラスペンは本機のようなタブレットと相性がよく、自分が思い描くイメージを形作るうえで非常に重宝するはずだ。仕事と趣味の両方で活用できるマシンとして、本機の購入を検討してみてもいいかもしれない。
arrows Tab WQ2/E1の主なスペック | ||
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モデル | 標準 | 試用機 |
CPU | Celeron N4000 | Celeron N4100 |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 600 | |
メモリー | 4GB | 8GB |
ストレージ | 64GB eMMC | |
ディスプレー | 10.1型ワイド WUXGA(1920×1200ドット)、タッチ・デジタイザ対応、ノングレア液晶 | |
内蔵ドライブ | - | |
通信規格 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)+Bluetooth v5.0 | |
内蔵カメラ | 前面:約200万画素ウェブカメラ、背面:約800万画素ウェブカメラ | |
インターフェース | USB 3.1(Type-C)、USB 3.0(Type-A)、ヘッドフォン/ヘッドセット兼用端子、電源端子、microSDカードリーダー | |
サイズ/重量 | およそ幅262.8×奥行168.7×高さ12.3mm/約610g | |
OS | Windows 10 Pro(64bit) |