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Wi-Fi 6でRAWの転送が従来機よりも4分以上も高速&12時間駆動の「DAIV 4N」は外出が多いクリエイターにオススメ

2020年03月17日 11時00分更新

文● 飯島範久 ●編集 ASCII

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 モバイルで重要なバッテリーの持続時間も、公称値で約12時間。GPUを内蔵し、14インチというディスプレーサイズを考えると、かなり頑張っているといえよう。これだけもてば、外出先でもACアダプターを使うことなく作業できるので、非常にありがたい。

 ただし、これは付属ソフトウェアの「Control Center」で電源の設定を「省エネ」にした場合で、初期設定は「標準」。また、パフォーマンスを重視した「ハイパフォーマンスモード」にすることもできる。バッテリーの持ちを取るか、パフォーマンスを取るかはユーザーが切り替えられるので、作業内容に合わせて設定したい。

付属の「Control Center」では、電源設定を変更して、パフォーマンスとバッテリー持続時間のバランスを調整できる

 また、USB Type-C端子はUSB Power Deliveryに対応しており、60W以上の給電能力があれば充電可能。USB PD対応のドックやディスプレーを利用することで、オフィスや家では大きな画面を見ながら作業、持ち出すときには、USB Type-Cケーブルの抜き差しだけで持ち出せるため、スピーディーな切り替えが可能になる。

 それでは早速パフォーマンスをチェックしてみよう。計測時は先ほど紹介した「Control Center」で「ハイパフォーマンスモード」に設定した上で実施している。また、比較対象として第8世代Core i7-8565U(1.8GHz/最大4.6GHz)プロセッサーを搭載し、GPUにGeForce MX250を採用した先代モデルを用意して、同様の計測を行なっている。

 まずは定番のCPU性能チェックから。「CINEBENCH R20」を使い計測した結果は、従来モデルに比べて少し伸びているという結果に。新モデルで搭載しているCPUのベースクロックが1.8GHzと従来モデルと同じで、最大時のみ少し上乗せされる程度のため、同等以上の性能という結果は妥当だと言えよう。

 続いて、「PCMark 10」で総合的な性能をチェックしてみた。こちらは、約300の差をつけており、詳細なスコアを比較してみると、生産性(Productivity)が従来モデルの5396に対して、新モデルが6771と1400ほど高くなっている。

 そして、クリエイティブモデルということで、Adobe「Lightroom Classic」でRAW現像をした時間を計測した。負荷がかかるようノイズ除去とテクスチャーと明瞭度を調整し、ソニーのデジタル一眼カメラα6400で撮影した2420万画素の写真20枚を現像した。時間計測はストップウォッチで手動計測している。

Adobe「Lightroom Classic」

 結果は、新モデルのほうが約10秒速かった。1枚あたり0.5秒の計算だが、ちりも積もればということで、大量の写真を現像するとかなりの差になってくる。

 また、Wi-Fi 6を搭載しているということで、Wi-Fi 6/Wi-Fi 5経由でRAWファイル92枚(約2.12GB)のファイルを転送したときの時間を、ストップウォッチを使い手動で計測してみた。なお、従来モデルはWi-Fi 5のみの対応だ。

 結果は、Wi-Fi 6の圧倒的な速度にビックリ。新モデルでも1分30秒ほど差がでていて、従来モデルのWi-Fi 5だと4分以上も差がついた。Wi-Fi 6環境なら相当快適にファイル転送できることが確認された。

同じWi-Fi 5の通信でも、無線LANチップの影響やCPU、データを読み出すストレージの影響もあってか、転送速度に差が出ている

 こうして、パフォーマンスをチェックしつつ実際に使ってみたが、外出先で写真の編集や現像といった作業が発生したとしても、十分こなせる能力を備えていると言えよう。しかも持ち運びやすい薄くて軽いボディーは、モバイルワークにもってこい。DAIV 5Nシリーズのようなハイパフォーマンスマシンも魅力的だが、持ち運びを重視するならこの製品を選ぶのも賢い選択だろう。

 価格は税別13万9800円から。マシンのスペックアップにつながるカスタマイズは、ストレージ以外はあまりないが、GPU付きのクリエイター向けモバイルモデルがこの価格で手に入るのは見逃せないはず。是非チェックしてほしい。

(提供:マウスコンピューター)

マウスコンピューター

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