取り付け位置はリアガラスの中央上部
リアカメラはリアガラスかリアトレイに取り付けます。
ウチのギャランはハッチバックのため、リアトレイは安定性が悪いのでリアガラスに貼り付けてもらいました。後続車の接近を知らせてくれる機能があり、その探知にはリアガラスの上部中央がよいそうなので、ど真ん中のワイパー可動範囲にしています。
何かが起きた時は自動保存します
記録メディアはmicroSDHCで、32GBが1枚付属。標準的な記録モードで常時録画した場合、約130分の記録ができます。
標準モードといっても、画面サイズがフルHDで画質は高画質、フレームレート29.1fpsと、クオリティーはかなり高め。これならナンバープレートもバッチリ写ります。
常時録画の映像ファイルはひとつのファイルではなく、30秒ごとに区切られた別ファイルになっていて、記録時間をオーバーすると先頭のファイルから上書きされていきます。標準モードでは130分を超えると最初の方から映像が消えていってしまうわけですが、それじゃ何かあった時の映像も消えちゃうじゃんと思ったら、もちろんそんなことはありませんでした。
「イベント録画」という機能があって、衝撃やあおり運転を探知した時に、その時点で録画中の30秒のファイルと、その前または後ろの合計2ファイルを、上書き禁止のファイルとして自動保存してくれるのです。130分を超えても勝手に消えることはないので、証拠となる重要なファイルは残せます。標準モードの場合、この保存に使うイベント録画エリアという領域が20%確保されるそうです。
何も起きていない時の映像は基本的には不要です。用があるとすれば、ほかの人の事故などが映っていた場合ぐらいかな。それにしても2時間あれば十分かなと思います。
専用ビューワーが用意されています
2.7インチの液晶を搭載しているのでその場で映像を見ることもできますが、さすがに小さくて細部がわからないし、microSDHCなのでパソコンで簡単に見られるため、ちゃんと録画されているかの確認用といった感じです。
映像ファイルはAVIなのでパソコンでそのまま見てもいいんですが、無料でダウンロードできる専用ビューワーソフトを使ったほうが断然いいです。フロントカメラとリアカメラの映像がシンクロして同時に表示されるし、衝撃を受けた時の映像もボタンひとつで表示が可能。Googleマップが表示され、搭載するGPSのデータから走行軌跡や衝撃検出位置を表示することもできます。
映像記録以外の機能も充実
ZDR025は映像の記録以外にも安全運転支援の機能を搭載しています。そのひとつが、あおり運転を探知すると知らせてくれる「後続車接近お知らせ機能」。設定速度以上で走行中に後続車が設定距離内に設定秒数以上近づくとアラームで知らせてくれるうえ、録画データを保存しておくことができます。
そのほか、停車時に前方のクルマが発進すると知らせてくれる「先行車発進お知らせ機能」、信号が青に変わると知らせてくれる「前方信号お知らせ機能」、急加減速急ハンドルを知らせる「ドライブサポート機能」、設定速度を超えると知らせてくれる「車速アラーム機能」と全部で5つの安全運転支援機能を搭載。さらに別売のオプションとして用意されている「駐車監視」を使うと、終車場での当て逃げなどを最大12時間記録することが可能です。
ドラレコはできれば活躍して欲しくないアイテムなんですが、決して無駄ではありません。一番は安心感。万が一の時にはしっかり証拠を残せると思うと、かなり心強く感じます。また、当然ですが自分に不利なことも克明に記録されるため自然と安全運転になるのもメリットのひとつです。まだ持っていない人は導入を考えてみてはいかがでしょう。
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