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最大16時間駆動するバッテリー、一般的な用途もこなせる基本構成も魅力

仕事もお絵描きもバッチリOK! 書き心地抜群のスタイラスペンを付属した10.1型タブレット「arrows Tab WQ2/E1」

2020年02月28日 09時00分更新

文● 市川 ●編集 ASCII

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富士通クライアントコンピューティングが販売する10.1型タブレットパソコン「arrows Tab WQ2/E1」

 富士通クライアントコンピューティングの直販サイト「富士通WEB MARTicon」で販売している「QHシリーズ」のカスタムメイドモデル「arrows Tab WQ2/E1icon」は、Windows 10 Pro(64bit)を採用した10.1型タブレットパソコン。利便性と堅牢性を兼ね備えたボディー、ワコム製スタイラスペン、用途に合わせて構成をカスタマイズできる点も特長だ。通常価格は10万3400円からだが、18%オフクーポンを使うと8万4788円から購入可能だ(2月27日現在)。

 前回は外観についてチェックしたが、2回目となる本記事ではarrows Tab WQ2/E1iconの使い勝手を紹介したい。

arrows Tab WQ2/E1:使い勝手のポイント

・仕事でも趣味でも役立つスタイラスペン
・バッテリー駆動時間は約16時間とかなり長持ち!
・メールやウェブブラウジング、テキスト作成など仕事にも使える基本構成

仕事でも趣味でも役立つスタイラスペン

4096諧調の筆圧を感知するワコム製スタイラスペンを付属

 前回の記事でも述べたが、arrows Tab WQ2/E1iconに付属するスタイラスペンは4096諧調の筆圧を感知し、鉛筆を握っているような感覚で文字入力やイラスト作成ができる。今回はスタイラスペンの使い心地を解説していきたい。

 まずは文字入力の使い勝手からチェックしていこう。購入時にキーボードのオプションを選択していない場合、画面内に表示されるタッチキーボードを使用することになる。タッチによる入力自体は申し分ないものの、タイピングしたときの反応が気になる身としてはどうしても違和感を覚えてしまう。私のようにタイピングしたときの反応を重視する人は、購入時にキーボードを選択しておくといい。

 次に、スタイラスペンを使って文字の書き心地をチェック。最初は手書き入力用のタブで検証してみたところ、自身が書いた文字はしっかり認識、反映された。ただ、粗っぽい字体の場合だとさすがに誤変換されてしまうので、使用する際は極力丁寧に入力する必要がある。

文字の書き込み・共有ができるグループ・コミュニケーションアプリ「MetaMoji Share Lite」のホワイトボードに漢詩を書いてみた

 今度は、オンライン上でシェアノートの書き込み・共有ができるグループ・コミュニケーションアプリ「MetaMoji Share Lite」で文字入力の書き心地をチェック。こちらは手書き入力用のタブではなく、実際にホワイトボードに文字を手書きしてみた。試しに漢文でおなじみの「春暁」を書いてみたところ、手書き入力の精度は良好であった。なぜ漢文を書いたのかというツッコミはともかく、手書き入力については仕事面でも十分活用できることがわかった。

「花粉症に悩む猫」のイラストを描いてみた

 ついでにイラスト描画の性能をチェックすべく、「花粉症に悩む猫」のイラストを描いてみた。絵のクオリティーについてはアレだが、ワコム製スタイラスペンはお絵描きと相性がよく、自分が思い描くイラストを快適に作成できた。いつでもどこでもお絵描きができる点も魅力的なポイントである。文字入力とお絵描きを試してみて、本機に付属しているスタイラスペンは実に快適かつ便利な代物であった。スタイラスペンを使いたい人におススメしたいマシンといえるだろう。

バッテリー駆動時間は約16時間とかなり長持ち!

「BBench」の結果

 タブレットということで外に持ち運んで使いたいものだが、ここで気になるのはバッテリー駆動時間。公称の駆動時間は約13時間とされているが、はたしてACアダプターなしでどれぐらい使えるのか。そこでベンチマークソフト「BBench」を使い、本機のバッテリー駆動時間を検証してみた。

 本機側の設定は推奨のプラン、画面の明るさを約40%、節約モードをオフに設定。BBench側は「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」に設定し、満充電の状態から切れる寸前までの駆動時間をチェック。残り7%まで駆動した結果、約16時間9分9秒となった。これだけ駆動するのであれば外で持ち運んで作業しても問題はない。

メールやウェブブラウジング、テキスト作成など仕事にも使える基本構成

「WIN SCORE SHARE」の結果

 最後にarrows Tab WQ2/E1iconの基本構成をチェックしよう。前回も述べたが、標準構成はCeleron N4000、4GBメモリー、インテル UHD グラフィックス 600、64GB eMMCだが、試用機のCPUはCeleron N4100、メモリーは8GBにカスタマイズされている。ウェブ価格は11万4400円だが、クーポンを使えば9万3808円で購入可能だ。

 基本構成の実力を測る評価ツール「WIN SCORE SHARE」を使ってみたところ、CPUとメモリーは8.5と、タブレットとしてはなかなかよいスコアを算出。一方、eMMCを採用するプライマリディスクは7.3とそこそこ、内蔵GPUであるインテル UHD グラフィックス 600のスコアは4.5とやや低めだ。この結果を見る限りだと、文書作成やウェブブラウジングなどの一般的な用途に向いていそうだ。逆に、本機で高負荷の作業(動画編集など)やゲームは難しいだろう。ストレージが64GB eMMCなので、容量に不安を覚える人は別途microSDカードを用意するといい。

 次回は、各種ベンチマークソフトを実施し、arrows Tab WQ2/E1iconの実力を掘り下げていく。

arrows Tab WQ2/E1の主なスペック
モデル 標準 試用機
CPU Celeron N4000 Celeron N4100
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 600
メモリー 4GB 8GB
ストレージ 64GB eMMC
ディスプレー 10.1型ワイド WUXGA(1920×1200ドット)、タッチ・デジタイザ対応、ノングレア液晶
内蔵ドライブ -
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)+Bluetooth v5.0
内蔵カメラ 前面:約200万画素ウェブカメラ、背面:約800万画素ウェブカメラ
インターフェース USB 3.1(Type-C)、USB 3.0(Type-A)、ヘッドフォン/ヘッドセット兼用端子、電源端子、microSDカードリーダー
サイズ/重量 およそ幅262.8×奥行168.7×高さ12.3mm/約610g
OS Windows 10 Pro(64bit)

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