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折りたたみスマホもタブレットも5G! ファーウェイ発表会で見せた5Gの未来

2020年02月26日 10時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII

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唯一バルセロナで発表会を開催
5G社会を見据えた製品が続々登場!

 2月24日、ファーウェイはバルセロナで新製品発表会を開催した。この発表会は本来は2月24~27日まで同市で開催予定だった「MWC Barcelona 2020」に合わせ、単独イベントとして23日に行なわれる予定だった。しかし、コロナウィルスの影響でMWCの開催は中止。他のメーカーも独自イベントをすべてキャンセルしたが、ファーウェイだけが日にちを改めて発表会を開催した。

HUAWEI Mate Xsを発表するリチャード・ユーCEO

 発表会の会場は例年と同じ、MWCの別会場であるフィラ・デ・バルセロナに隣接したイタリアン・パビリオン。例年なら1000人前後のメディア関係者やパートナーなどが発表会に訪れるが、今年は規模を大幅に縮小しての開催となった。会場内に設置された座席数は約500で空席も目立っていた。

発表会が行なわれたイタリアン・パビリオン

会場の座席数は505席と例年の半分程度。空席も目立った

 なお、メディア関係者の大半は欧米からの出席者で、アジアからの出席者は日本とマレーシアに留まった。本国中国からのメディア参加者はなく、アジア人がほとんどいないファーウェイの発表会というのも珍しい光景だった。

 さて、発表会ではファーウェイのコンシューマービジネスグループCEO、リチャード・ユー氏が登壇したものの、ステージへの登場ではなくビデオ出演となった。そのためいつもの発表会と比べると臨場感にやや欠ける印象だったが、新製品を次々と発表するユーCEOの表情は自信にあふれ、それが会場内にもしっかりと伝わっていった。

リチャード・ユーCEOはビデオによる登壇

 昨年2月の発表会では世界初の5G折りたたみを謳う「HUAWEI Mate X」やノートPC群が発表された。しかし、今年の発表会は個別の製品を発表するというよりも、ファーウェイが目指している「All-Senario Seamless AI Life Sterategy」と呼ぶ、「1+8+N」戦略を展開するための新しい製品を発表する場であった。

 1+8+Nとは「1」つのスマートフォンを中心に、他のデバイスとデータなどを「Huawei Share」でシームレスにシェア(+)することを目指す。そのデバイスとは「AR/VR、Pad、PC、HDTV、Watch、Speaker、車、ヘッドフォン」の「8」個だ。さらにそれらを4G/5G/HiLink(ファーウェイのスマートホーム・IoTコネクションソリューション)で接続(+)する先が、ビデオやゲームやカメラや家電など多数「N」のIoT機器となる。

 つまり、ファーウェイは製品それぞれを個別で利用するだけではなく、他の製品と相互にデータやコンテンツを利用できる、総合的なエコシステムの構築を常に考えて製品開発をしているのである。ユーCEOはこの説明をしたあとで、今回は5つのカテゴリの新製品を発表すると説明した。

「1+8+N」戦略

5つのカテゴリーから新製品を発表

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