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リーズナブルな価格ながら抑えどころはしっかり抑えた1台

Ryzen 5&RTX 2060搭載で初めてのゲーミングPCや新世代への買い替えにもオススメ、基本性能高くコスパも抜群「LEVEL-M0B4-R53-ROR-RTC」

2020年02月25日 17時00分更新

文● 松野将太 編集●八尋/ASCII

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LEVEL-M0B4-R53-ROR-RTC

 ユニットコムが販売するゲーミングブランド「iiyama LEVEL∞」の「LEVEL-M0B4-R53-ROR-RTC」は、CPUにAMDの「Ryzen 5 3600」、GPUにNVIDIAの「GeForce RTX 2060」を搭載するデスクトップゲーミングパソコンだ。本製品はそのゲーミング性能もさることながら、高い性能と比較的安価なプライスレンジで人気の第3世代Ryzenを搭載し、実売価格を13万4178円に抑えたコストパフォーマンスの高さが1つの売りとなっている。旧世代からの買い替えはもちろん、初めてのゲーミングパソコンとしても魅力的なモデルだろう。

 今回は、そんなLEVEL-M0B4-R53-ROR-RTCの基本的なベンチマーク性能をチェックしていく。

6コア/12スレッドで性能十分なCPU性能

「CPU-Z」で取得した「Ryzen 7 3600」の情報

「GPU-Z」で取得した「GeForce RTX 2060」の情報

 Ryzen 5 3600およびGeForce RTX 2060を搭載するLEVEL-M0B4-R53-ROR-RTCは、ゲーミングパソコンとしてはミドル~ミドルハイクラスにカテゴライズされる性能を誇る。GPU性能が高めで、フルHD解像度のゲーミングではほとんどのタイトルで最高画質設定を適用が期待できるわけだが、基本的なCPUやストレージ性能はどうだろうか。実際に、ベンチマークで確認してみよう。

 まずはCPUの性能を計測する定番ベンチマーク「CINEBENCH」の結果を見ていこう。「CINEBENCH R15」、および最新の「CINEBENCH R20」で、マルチスレッドテストおよびシングルスレッドテストのスコアを計測している。

 CIENEBENCH R15では、マルチスレッドテストのスコアが1548cb、シングルスレッドテストのスコアが191cbと、近年の10スレッド超えCPUらしく高い性能を発揮できている。ゲームに関していえば、フレームレートに影響を与えがちなシングルスレッド性能も悪くはない水準でまとまっている。性能はもちろん、コストパフォーマンスがよいため、エントリーからミドルまで幅広いゲーミングパソコンに採用されているわけだ。

「CIENEBENCH R15」のスコア

 CIENEBENCH R20のスコアは、マルチテストが3538pts、シングルテストが468ptsという結果に。基準となる数値こそ違うものの、傾向としてはCINEBENCH R15と変わらず、マルチスコアーの高さが光る。

「CIENEBENCH R20」のスコア

 同じくCPU性能を測る3Dレンダリング系のベンチマーク「V-Ray Next Benchmark」の結果も見てみよう。

「V-Ray Next Benchmark」のスコア

 以前のV-Ray Benchmarkは特定環境でのレンダリング時間を計測するものだったが、最新版の「V-Ray Next Benchmark」は「CINEBENCH」と同じく独自指標での評価を採用している。V-RAY(CPU)テストのスコアは9883ksamplesで、ギリギリ10000には届かなかったが、悪くないスコアだ。

「Crystaldiskinfo」で取得したシステムドライブの情報。ウエスタンデジタル製のSATA SSDが搭載されている

 続いて、システムドライブとして搭載されているSSDのベンチマーク結果も確認してみよう。まずは、SSD専用のベンチマークソフトである「AS SSD Benchmark」の結果から見てみる。

「AS SSD Benchmark」のスコア

 システムドライブであるSSDは、シーケンシャルリードが520MB/秒、シーケンシャルライトが毎秒450MB/秒と、どちらもHDDを超える速度が発揮できている。書き込み速度はやや遅く見えるが、このテストではしばしば製品の最大スペックより一段落ちる結果が出力されるためで、極度に気にする必要はないだろう。総合スコアーは1000超えで、一般的なSATA SSDの水準をクリアしているといえる。

「CrystalDiskMark」のスコア

 定番の「CrystalDiskMark 6.0.2」での速度計測は、システムドライブの速度が「AS SSD Benchmark」の時を上回り、読み込み・書き込みともにインターフェースの限界に迫る速度を計測できている。よくプレイするゲームはシステムドライブに入れていく方針で問題ないだろう。ただし、最近は重いゲームも多いため、データ保存用の1TB HDDもあわせて活用を考えたいところ。軽めのインディーゲームなどは容量節約のためにHDDに入れる、といった使い分けは有効だろう。

 最後に総合ベンチマークソフト「PCMark 10」のテスト結果を見てみよう。

「PCMark 10」のスコア

 総合スコアーは6131で、アプリの起動やウェブブラウジング性能を比較するテストグループであるEssensialsでのスコアーは非常に高めで、ビジネスアプリ系のテストであるProductivity、デジタルコンテンツ制作に関するテストであるDigital Content Creationも悪くはない。高性能なGPUを搭載していることもあり、ゲームだけでなく写真・動画編集といったクリエイティブ作業もある程度はこなせそうだ。

 次回はゲーム系のベンチマークを計測し、「LEVEL-M0B4-R53-ROR-RTC」の実力を見ていこう。

試用機の主なスペック
機種名 LEVEL-M0B4-R53-ROR-RTC
CPU Ryzen 5 3600
グラフィックス GeForce RTX 2060
メモリー DDR4-2666 16GB
ストレージ 240GB SSD+1TB HDD
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)
インターフェース USB 3.1端子×2、USB 3.0端子×6、HDMI出力×1、DisplayPort×3、アナログ2ch(ライン出力、ライン入力、マイク入力)、PS/2コネクタ×2、有線LAN端子
サイズ およそ幅190×奥行410×高さ356mm
OS Windows 10 Home(64bit)

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