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【小野員裕「魂のラーメン外伝」】第2回 光来(東京・新宿) コスパいい、美味しいラーメンと鶏カレー丼

2020年02月25日 12時00分更新

文● 小野員裕 編集●ラーメンWalker

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新宿西口、小滝橋通りから左手の横丁、「柏木公園」の隣に、コスパのいいラーメン店「光来」がある。

 ここは、生麺や点心などの中華料理を製造販売する「フジキン光来」の直営店らしい。昼時はいつも行列の人気店で、ラーメンはもとより焼売、餃子など、何をいただいてもハズレなし。メニューはどれも破格で、例えば「ラーメン」はなんと430円。それで焼豚、メンマ、半身の茹で玉子、ナルト、ほうれん草と具がしっかりしているのには驚かされる。

 今回は連れと2人。「ワンタン麺」600円+「茶碗鶏カレー」250円。「葱そば」600円+「茶碗中華丼」350円を注文した。

ワンタン麺 600円

茶碗鶏カレー 250円

葱そば 600円

茶碗中華丼 350円

 「ワンタン麺」の醤油スープは澄み切った清湯、アッサリとしながら深い旨みに彩られている。麺はストレートの普通サイズの麺、ツルツルで実に滑らか。ワンタンは僅かな餡、チュルンとした舌触り。

 「旨いな~、このラーメン一生食ってられるな…」

 焼豚はバラロールでこれも美味しい、ややちょいチープさが伺えるけど、この値段だから文句は言わない。

 連れの「葱そば」はちょいピリ辛でこれもいい。「茶碗中華丼」はごく普通の美味しさ。特筆は「茶碗鶏カレー」、これインドカレーのムルギーキーマカレーで、ドライタイプで嫌味な甘さがなくスパイシーでビックリの美味しさ。

 たぶん下手なインドカレー屋のキーマカレーよりはるかに美味しんじゃないかな。

 その他「餃子」はパリパリで餡はシットリ、「焼売」もいいし、「味噌ラーメン」も文句なし。新宿で美味しいラーメンが恋しくなったら、まずこの店だね。「光来」のラーメンは万人に愛される味わいが潜んでいる。

〈店舗データ〉

【住所】東京都新宿区西新宿7-14-12 電話03-5330-2424
【営業】11時~15時 17時~21時
【休日】日・祝
【アクセス】JR・私鉄・地下鉄「新宿駅」西口から徒歩8分 新宿駅都営大江戸線「新宿西口駅」から徒歩4分 西武新宿線「西武新宿駅」から徒歩5分

小野員裕 Kazuhiro Ono (大衆料理研究家)

 17歳からカレーの食べ歩きをスタート。以降、大衆料理研究家として早い時期からジャンルを問わず各メディアで情報発信。著書「魂のラーメン(プレジデント社)」はラーメンファンのみならず食に関わる多くの評論家やブロガーにも多大な影響を与えた。現在も1日1軒は食べ歩きの日々。

百麺人(https://ramen.walkerplus.com/hyakumenjin/

本人ブログ https://onochan.jp/

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