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Noble Audioから新イヤホン「TUX 5」と、ABMドライバー採用の「M3」

2020年02月20日 18時01分更新

文● ASCII

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 エミライは、Noble Audioブランドの新イヤホン「Tux 5」と「M3」を3月6日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭での販売価格はそれぞれ10万円台後半、8万円台後半。

 Tux 5は、5基のユニットを搭載したハイブリッドタイプで、直径10㎜のダイナミック型ドライバーに加え、Knowles製のバランスド・アーマチュア型ドライバーを低~中域用に2基、中~高域用に2基搭載する。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。感度は116dB/mW(1kHz)。インピーダンスは10.7Ω(1KHz)。

 シェルは新設計で、3Dプリントを採用。フェイスプレートに“Wizard”サインが印刷されている。ノズル部は、フィルターを装着したステンレス製パーツとした。ケーブルは、8芯の単結晶銅線を採用。端子部は2 pin着脱式となる。タキシード姿をイメージした黒と白の被覆を組み合わせている。

 M3はエントリーモデルという位置付け。直径10㎜のダイナミック型ドライバーと、低域用のアクティブ・バランスト・マグネティック(ABM)ドライバーを搭載する。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。感度は90dB/mW(±3dB、1kHz)。インピーダンスはダイナミックドライバー部分が16Ω、ABMドライバーが7Ω。

 ABMは、2つの磁石の間に磁性フィルムの振動板を挟んだ、新しいドライバーシステムとのこと。ボイスコイルが不要となるため、一般的なダイナミック型ドライバーよりも、可動部分の質量を小さくできるため、応答速度に優れる。また、バランスド・アーマチュア型ドライバーよりもダイナミックレンジを広くとれる。

 ハンドメイドデザインのフェイスプレートを採用。1つ1つ異なる風合いを持つ。シェルも小型化した。ケーブルは、8芯の単結晶銅線を採用する。

 なお、新製品の投入に合わせラインアップを整理。「DJANGO」「DULCE BASS」「SAGE」「SAVANNA」「TRIDENT」の各モデルは生産・販売終了となった。

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