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SteelSeriesのキーボード採用で操作性もグッド

240HzディスプレーにRTX 2080で場所を選ばず本気ゲームプレイできる17.3型ノートPC「GALLERIA GCR2080RNF-E」

2020年02月15日 13時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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「GALLERIA GCR2080RNF-E」

 ドスパラが販売する17.3型ノートパソコン「GALLERIA GCR2080RNF-E」は、240Hzのリフレッシュレートに対応するディスプレーを搭載するのが最大の特徴。加えて、Core i7-9750H、GeForce RTX 2080を搭載するなど、ハイエンドな構成なのも魅力の1台だ。今回は、GALLERIA GCR2080RNF-Eの外観や使い勝手について紹介する。

持ち運べるデスクトップ級の性能を持ったゲーミングノートパソコン

17.3型ゲーミングマシンとしては少し薄めな筐体

 GALLERIA GCR2080RNF-Eのサイズは、およそ幅398.5×奥行272×高さ28.15mmで、重さは約2.7kg。17.3型だけに、基本は据え置きとして使用するのがメインにはなるが、屋内で移動して使ったり、たまに友人宅に持って行って一緒に遊ぶ程度なら可能だ。デスクトップと違って取り回しが楽なのはノートならでは。GALLERIA GCR2080RNF-Eはデスクトップ並みの性能を持っているため、デスクトップを持ち運べるという考え方もできる。

背面はシンプル。ゲームも仕事もこなせるメインマシンとしても使えるデザインだ

 カラーはブラックで統一されており、背面のロゴも控えめで無骨なゲーミングマシンという印象。キーボードはカラフルにもできるし、もちろんライトをオフにしたり、単色に変更も可能なため、バリバリ目立つゲーミング仕様にも、控えめなスタンダード仕様にもできる。

LEDバックライトは好みに配色できる

240Hzでゲーミングノートでも本気プレイ!

240Hzのリフレッシュレートに対応するディスプレーを採用

 ゲーミングノートパソコンのネックポイントが、ディスプレーのスペックを簡単にアップできないという点。もちろん、外部出力を使えば別途ディスプレーに接続できるが、持ち運ぶことはできなくなる。GALLERIA GCR2080RNF-Eの場合は、240Hzのリフレッシュレートに対応し、ハイエンドディスプレーと変わらない環境でゲームプレイが可能だ。

 144Hz対応のディスプレーを搭載するゲーミングノートは増えてきたが、240Hzのモデルはなかなか少ない。144Hzと240Hzを見た目で比べると差はわかりにくいが、実際にFPSなどのゲームプレイをしてみると、体感では違いがわかるはず。ゲーミングノートパソコンでもFPSなども本格的にプレイできるのはうれしいポイントだろう。

 また、3辺狭額ベゼルを採用しており、没入感が高いほか、デザイン的にもスタイリッシュにみえる。ノートパソコンでもガッツリ練習したいという人にもオススメできる1台だ。

狭ベゼルで没入感も高め

SteelSeriesのキーボードを採用
ゲーム中にうっかりWindowsボタンを押さない配置

SteelSeriesのキーボードを採用

 GALLERIA GCR2080RNF-Eは、キーボードもこだわっており、SteelSeriesを採用している。ストロークは深めでしっかりとした押下感でゲームプレイが可能だ。ゲームプレイにおいてキーボードは重要になってくるが、ゲーミンデバイスを製造しているSteelSeriesのキーボードを搭載しているだけに、信頼度は高い。

 また、Windowsキーの配置が左側ではなく右側に配置されている。ゲーミングキーボードの場合、プレイ中にWindowsキーを押してしまうとデスクトップ画面が表示され、その間に負けてしまうといった事故が起こるのを防ぐため、オフにして使用する場合もあるだろうが、オンオフの切り替えが面倒という人もいるだろう。あらかじめゲームプレイでは触りそうにない場所にWindowsキーを配置することで、オンオフ切り替えることなく事故も防げる。こういった細かな配慮も好印象だ。

Widnowsキーが右側に配置しているのも特徴

右端のボタンでファンの強弱の変更、タッチパッドのオンオフが可能だ

 インターフェースは、左側に有線LAN端子、HDMI端子、Mini DisplayPort、USB 3.1端子、USB 3.1(Type-C)端子、ヘッドフォン出力、イヤフォン入力を、右側にUSB 3.1端子×2、SDカードスロットを配置している。外部出力はもちろん、USB端子も豊富なので、様々な周辺機器が同時に接続可能だ。

右側にUSB 3.1端子×2、SDカードスロットを配置

左側に有線LAN端子、HDMI端子、Mini DisplayPort、USB 3.1端子、USB 3.1(Type-C)端子、ヘッドフォン出力、イヤフォン入力を備える

 そのほか、Wi-Fi 6 AX200を搭載しているので、無線環境でも有線とあまり変わらない通信速度でゲームプレイが可能だ。

場所にとらわれずにガッツリゲームしたいならオススメ

 GALLERIA GCR2080RNF-Eは、240Hzのリフレッシュレートに対応するほか、GeForce RTX 2080を搭載し、どこでもガッツリゲームプレイが可能な17.3型ゲーミングノートパソコン。36万5178円と価格は高いが、ハイエンドデスクトップとゲーミングディスプレーを購入し、それを持ち運べると考えると、妥当だろう。

 これからガチでFPSをプレイしたいけど、デスクトップをスペースがないという人や、持ち運んでオフラインで友人やチームメイトと練習したいという人は、GALLERIA GCR2080RNF-Eを検討してみてはいかがだろうか。

試用機の主なスペック
機種名 GALLERIA GCR2080RNF-E
CPU Core i7-9750H(2.6GHz、6コア/12スレッド)
グラフィックス GeForce RTX 2080
メモリー 16GB
ストレージ 1TB SSD(M.2接続/NVMe対応)
ディスプレー 17.3型(1920×1080ドット)、リフレッシュレート240Hz対応
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 3.1 Gen2 Type-C、USB 3.1 Gen2×1、USB 3.1 Gen1、HDMI端子、mini DisplayPort、マイク入力、ヘッドフォン出力、有線LAN端子、SDカードスロット
サイズ/重量 およそ幅398.5×奥行272×高さ28.15mm/約2.7kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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