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国内初「GUILTY GEAR -STRIVE-」の試遊でEVO Japan 2020のアークシステムワークスブースが大盛り上がり!

2020年01月26日 14時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

 1月24日(金)~26日(日)まで幕張メッセ 国際展示ホールにて開催されている格闘ゲームの世界大会「EVO Japan 2020」では、大会以外に周辺機器やゲームメーカーのブース出展も実施されていた。

 中でも注目が高かったのが、アークシステムワークスのブース。こちらでは、同社の人気シリーズ「GUILTY GEAR」の最新作「GUILTY GEAR -STRIVE-」と、2月20日に発売予定の「UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r]」の試遊が行なわれていた。

 初日の24日には平日でありながらも、最大で3時間待ちになるほど人が集まり、注目の高さが伺えた。今回、「GUILTY GEAR -STRIVE-」の試遊が行なえたので、従来のシリーズとどう違うのかなどをご紹介したい。

筆者が伺った25日(土)も、午前中から多くの人が集まり、長い列ができていた

ブース内には複数の試遊台があり、壁にはGUILTY GEARシリーズのイラストが飾られていた

 試遊できたバージョンは、まだβ版のため使用できるキャラクターは「ソル」、「カイ」、「アクセル」、「メイ」、「チップ」、「ポチョムキン」の6キャラクターのみとなっていた。残念ながら下記最新トレイラーで確認できたファウストは使用できなかった。

キャラクタービジュアルも一新。UIも変わっていた。β版なので正式版とは変わるかもしれないが

ソル

カイ

アクセル

メイ

チップ

ポチョムキン

 本作は従来の作品をまるまる踏襲するのではなく、今までのモノをリセットして一から作り直したという。たとえば、ゲームプレイ前にアニメーションが入り、シームレスに大戦へと移行。

鳥が飛んでいるシーンからマップの全景、キャラクターのアップとまるでアニメのOPのような入り方で対戦が始まる

 また、戦闘中でも技が当たると視点が変わり、カットシーンが入るなど、随所にカッコイイアニメーション演出が施されているなど、従来の演出を超える手書きアニメのような迫力の3Dビジュアルを実現している。

各技でどういった演出強化が行なわれているか見るのも楽しみだ

 操作については、従来作品の場合、シリーズで一貫とした共通のシステムが引き継がれていて、初期からプレイしているプレイヤーが優位にプレイできる反面、新規ユーザーの敷居が高かった。そこで、今回はリセットして、全プレイヤーが0から始められる完全新作になっているという。

 たとえば、従来までは空中だと、ほとんどの立ち技がガードできないため、「フォルトレスディフェンス」を使う必要があったが、通常の空中ガードでも立ち技のガードが可能になった。

 そうした、従来のやや複雑で、シリーズ独特な操作がシンプル化し、新規ユーザーでもプレイしやすくなっている。しかしながら、テンションゲージ50%を使用し、攻撃後の硬直をキャンセルできる「ロマンキャンセル」などは踏襲。ロマンキャンセルを挟むことで、コンボをつなげていけたりもできるので、やり込むことによる奥深さはある。

 同社によると、そうしたプレイヤースキル差は、マッチングシステムさえしっかりしていれば問題にはならないため、近しいプレイヤースキルのプレイヤー同士が戦えるマッチングシステムを用意し、新規も従来のファンも変わらずオンラインで楽しめるようにするとのことだ。

 また、「R.I.S.Cレベル」と呼ばれる新要素も登場。ガードを重ねるとゲージの色が変わり、受けるダメージが増えるというもの。このゲージを意識しないと、思わぬ反撃で大ダメージを喰らってしまう危険性もあり、緊張感のある戦闘が楽しめるようだ。

体力ゲージの横にあるキャラクターアイコンの周りがリスクゲージ。これが青から紫に変化する

 そのほか、画面端で連続技を受けると、画面端が割れるようなエフェクトが入り、ステージを移動する要素もあり、そうした演出面の強化によって、従来のシリーズファンも新たな気持ちで楽しくプレイできる高い期待感を覚えた。

 ちなみに「GUILTY GEAR -STRIVE-」は、正式な発売時期のアナウンスがないが、今秋には発売したいとのこと。今後の続報にも期待したい。

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