ダウンロードコンテンツで追加される新規キャラクターのティザートレーラーも放映
EVO Japan 2020「SAMURAI SPIRITS」決勝戦レポート、精神がヒリつく侍同士の戦いを制したのはgamera選手!
1月24日~26日の間、幕張メッセ 国際展示ホールにて格闘ゲームの世界大会「EVO Japan 2020」が開催。2日目の25日には、剣戟アクションが魅力の対戦型格闘ゲーム「SAMURAI SPIRITS」の決勝戦、グランドファイナルが実施された。
「SAMURAI SPIRITS」部門でグランドファイナルに駒を進めたのは、Winner'sサイドを勝ち抜いたgamera選手、そしてWinner'sサイドでgamera選手に負けたものの敗者復活から勝ち残ったエムジマ選手のリベンジマッチとなった。
両選手は顔馴染みの関係で、オフラインの場で対戦することもあるとのことで、お互いのクセをある程度掴んだ状態の対戦となった。
1回目の対戦ではgamera選手が操る「色」の鉄壁の守りを崩し切ることができなかった印象だったが、グランドファイナルではどういう戦いになるかが注目ポイントだった。
また重い一撃が入ると体力ゲージに差があってもひっくり返すことができるのが本作の特徴。それゆえに最後の最後まで気が抜けないヒリヒリとした戦いになるので、グランドファイナルに至るまで連戦を続けているエムジマ選手の疲労が気になるところだ。
使用するキャラクターに変更はなく、gamera選手は「色」、エムジマ選手は「緋雨閑丸」を操る。
1本目はエムジマ選手がじわじわとプレッシャーをかけていった印象だ。gamera選手の固い守りに選択を迫っていき、きっちりと押し込んで1本目をエムジマ選手が制した。
だが続く2セット、3セット目をgamera選手が制し、gamera選手が優勝にリーチをかけた。一方のエムジマ選手が優勝するためにはここから連続で2セットを奪取したあとに、さらに3セット勝利する必要があるというかなり追い込まれた状況になった。
この試合全体の流れを上手く掴んでいるのはgamera選手という印象で、エムジマ選手もなんとか食いついているも、連戦の疲労が顔に滲んでいるように見受けられた。gamera選手をかなり追い込んだラウンドもあったのだが、4セット目もgamera選手が勝利し、SAMURAI SPIRITS部門の優勝を勝ち取ったのはgamera選手になった。
大会後には、ダウンロードコンテンツで追加される新規キャラクターのティザートレーラーが放映された。シーズンパス2では「真鏡名ミナ」、「風間蒼月」、「いろは」、そして会場では公開されなかったもう1体のキャラクターを加えた4体のキャラクターが追加される予定だ。また「真鏡名ミナ」は2月に登場することが発表された。詳細については続報を待ちたい。
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