格ゲーでまさかの戦車が大活躍!?魅せらる試合が多かったEVO Japan 2020「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」決勝レポ
1月25日(土)、幕張メッセ 国際展示ホールにて開催された格闘ゲームの世界大会「EVO Japan 2020」Day2にて、アークシステムワークスの「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」のセミファイナルおよび決勝が行なわれた。
BLAZBLUE CROSS TAG BATTLEは、同社の人気2D対戦格闘ゲーム「BLAZBLUE」はもちろん、「P4U」や「UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late [st]」、「RWBY」、「アルカナハート3 LOVEMAX SIX STARS!!!!!!」、「閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS -少女達の選択-」、「アカツキ電光戦記Ausf.Achse」といった人気作がクロスオーバーし、2対2で戦うタッグバトルが楽しめる。(下記、Twitchの公式動画では、決勝の途中から最終戦までを確認できる)
EVOJapan01のEVO Japan公式チャンネルをwww.twitch.tvから視聴する
本決勝は、かなり白熱の展開。WINNERS SIDEでは、えぬけーP選手とプロゲーマーであるよしもとゲーミングのkubo選手が順当に勝ち上がり、WINNERS FINALにて激突。
序盤からkubo選手が安定の強さを見せて2連取したが、えぬけーP選手が数多の強敵を沈めてきた、1万後半の威力を叩き出す強力な里中千枝(以降千枝)のコンボで1勝を返す。そのまま、えぬけーP選手が流れをつかむかに見えたが、つかまえてからのコンボで一気に千枝を落とし、そのまま残ったバティスタも端に追い詰めコンボでダメージを重ね、kubo選手が攻め切って勝利した。
一方、LOSERS FINALでは、Team GRAPHT(GRPT)のプロゲーマーDORA_BANG(以降DORA)選手が、SUPERB GAMiNG(SPB)所属のプロゲーマーNoble選手と対戦。
本大会の実況を務める京都スサノオ所属のプロゲーマー小路KOGさんが、戦車と口にしたことで、戦車を使ってくれるのか、と生放送の視聴者、会場からの見えない空気を感じ取ったのか、DORA選手が電光戦車を選択すると、会場からは拍手が沸き起こるほど盛り上がった。
世界大会でまさかのネタキャラ。苦戦は必至かと思われたが、意外にもバティスタとの遠距離戦も演じ、大きな大会で使われないことから油断もあったのかNoble選手がまさかの敗北。これには思わず苦笑いのNoble選手、対象的に試合を魅せながら勝利したDORA選手は大喜び。
LOSERS FINALは、WINNERS SIDEの初戦で、DORA選手を破ったもののkubo選手に倒されたえぬけーP選手と、そのえぬけーP選手に一度敗北したDORA選手といった熱い展開。
しかし、ひとつ前にネタキャラを使っての大勝負に勝ったことで勢いに乗るDORA選手は強かった。一度は敗れたえぬけーP選手との接戦に勝利し、えぬけーP選手の二度目のkubo選手への挑戦権を奪い、GRAND FINALSにコマを進めた。
kubo選手vsDORA選手も白熱の試合展開。kubo選手がこれまでと変わらずセト+雪泉、DORA選手がメルカヴァと白鐘直斗(以降、直斗)という構成。これまでの試合で常に有利に試合運びをしていたkubo選手が、硬い守りと直斗の罠と狙撃により苦戦し、DORA選手が3勝して試合をリセット。そのままの勢いで勝利するかとも思われたが、最後の2戦は一気呵成にコンボで攻め立てたkubo選手が勝利した。
今のお気持ちは?という質問に「最高っすね。プロになってこういった大きい大会で優勝していなかったので」とkubo選手。また、賞金とかで、妻や母にプレゼントしたい、普段は練習施設を作って仲間と練習しているのだが、そういう人たちと焼き肉食ったりしたいと夢を持っていたので、この賞金で行きます、と語った。
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