優勝は米のBluegod選手!EVO 2019の決勝と同じカードが熱かったEVO Japan 2020「ソウルキャリバー6」決勝レポ
1月24日~26日の間、幕張メッセ 国際展示ホールにて格闘ゲームの世界大会「EVO Japan 2020」が開催。2日目の25日には、バンダイナムコエンターテインメントの3D武器対戦格闘ゲーム「SOULCALIBUR VI」 (ソウルキャリバー 6) の決勝が行なわれた。(下記、Twitchの公式動画の前半がソウルキャリバー 6の決勝動画となっている)
EVOJapan01のEVO Japan公式チャンネルをwww.twitch.tvから視聴する
ソウルキャリバー 6の大会には、総勢510名の剣士が競い合い、決勝には8名が残り、敗者復活のあるダブルイリミネーション方式にて争われた。
WINNERS SIDEでは、EVO 2019のグランドファイナルに残った日本のゆっとと選手、アメリカのBluegod選手が順調に勝ち上がり、WINNERS FINALで激突。
EVO 2019では勝利したゆっとと選手が、慎重に待ちの多い戦いをする中、EVO 2019からヴォルド対策がバッチしだったのか、先手先手で仕掛けたBluegod選手のアズウェルに3連敗してLOSERS SIDEに。
一方、LOSERS SIDEでは、シンガポールのShen Chan選手のティラが強さを見せていたが、同じくLOSERS SIDEにて2連勝したアメリカのlinkorz選手のゲラルトの6B攻撃(前縦攻撃)などが冴えわたり、セミファイナルにてShen Chan選手を撃破。
このままでは終われないゆっとと選手。linkorz選手との対戦では、序盤ヴォルドを使い続けるものの1勝2敗と追いつめられる。そこで、キャラを変更するか悩むゆっとと選手は、ザサラメールを選択。それが功を奏したのか、2連勝して再度Bluegod選手への挑戦権を得る。
Bluegod選手は、グランドファイナルでもアズウェルを選択。対するゆっとと選手は、今度はラファエルで挑む。しかし、このラファエルでも、Bluegod選手の勢いを止めることができず2連敗。
後がなくなったゆっとと選手は、3戦目にBluegod選手と同じくアズウェルを選択し、同キャラ対戦となったが、本大会ずっとアズウェルを使い続けたBluegod選手の前にストレートで敗れた。
見事ソウルキャリバー 6の決勝を制したBluegod選手。勝っていかがですか?という質問に「It's great!(最高です!)」と応えた。ゆっとと選手と何度も戦っているとは思いますが、今回はいかがでしたか?という質問には「ゆっとと選手は本当に強いプレイヤーで、今後も何度も何度も戦いたいと思っています、それを楽しみにしております」と応じた。
ソウルキャリバー 6の決勝の最後には、本作のプロデューサーを務めるバンダイナムコエンターテインメント大久保元博氏が登壇し、今後のワールドツアーの大会情報が発表された。次はアメリカで行なわれる「FINAL ROUND」、その後フランスで行なわれる「MIX UP」へとつながる。ワールドツアーの詳細は、公式HPに随時アップしていく、FINAL ROUNDの場所も今後掲載される予定とのこと。
また、新しいダウンロードコンテンツ(DLC)である覇王丸について言及。現在制作中とのことだったが、ゲーム内に登場するビジュアルのスライドを公開。そのビジュアルを使ったステッカーが、同日行なわれたSAMURAI SPIRITSの決勝後にSNKブースで先着で配布されると発表された。
そして最後に、覇王丸のPVが会場に流れるうれしいサプライズがあり、ソウルキャリバー6決勝大会は幕を閉じた。
SOULCALIBUR TM Ⅵ & ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
ASCII.jpの最新情報を購読しよう