このページの本文へ

価格は3万円台半ばから、ステレオペア再生も可能

本気の音でAmazon Music HDが楽しめる、デノンがWi-Fiスピーカー「DENON HOME 150/250」発表

2020年01月29日 15時00分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ステレオとモノラルの2機種、ともにHi-Fi思想の本格的な音を目指す

 製品について詳しく見ていく。

 DENON HOME 150は、2ウェイ2スピーカーのモノラル構成。モノラルでありながらも適度なアンビエンス感が得られる点を目指した。一方、DENON HOME 250は、2ウェイ4スピーカーのステレオ構成で、筐体は小型だが、それぞれのユニットが支え合う構造とし、大型のユニットを搭載できるようにしている。

直径20mmのドーム型ツィーターと102mmのコーン型ウーファーを搭載。背面には133mmのパッシブラジエーターも持つ

直径25mmのドーム型ツィーターと89mmのコーン型ウーファーを搭載。

 両モデルとも本体上部に近接センサーを装備。手をかざすと浮かび上がるアイコンを、指先でタッチして操作する。DENON HOME 250は音量調節のほかに、よく使うインターネットラジオ局や入力ソースをワンタッチで呼びだせるクイックセレクトを3つ装備する。

 また、同じ製品を2台用意して、ステレオペアを組むことで、より立体感のある音楽再生が楽しめる。

発表会では2台のDENON HOME 150を用意し、ステレオ再生するデモも実施された。

 設定時にはスマートフォン用のHEOSアプリが必要となる。対応ストリーミングサービスは現在、「Amazon Music」「Spotify」「AWA」など6種類。HEOSモジュールを制御するソフトウェアは、Linuxベースで開発されているため、ソフトウェアアップデートによって新しいサービスに対しても素早い対応ができる。

DENON HOME 150の背面。有線LAN、USB端子、アナログ入力を持つ。

DENON HOME 250。こちらも有線LAN、USB端子、アナログ入力などが見える。

 対応フォーマットは最大5.6MHzのDSDと、192kHz/24bitのPCM。WAVやFLACのギャップレス再生も可能だ。ただしスピーカー自体がサポートする周波数帯域はハイレゾ並みではないという。

 ストリーミング再生だけでなく、NASに保存した音源を有線/無線LAN経由で再生したり、USBメモリー内のファイルの再生、BluetoothやAirPlay 2を介したスマートフォンとの連携にも対応する。

DENON HOME 250は背面にパッシブラジエーターを備える。

 DENON HOME 150の本体サイズは幅120×奥行き187×高さ120mmで、重さは1.7kg。DENON HOME 250の本体サイズは幅295×奥行き120×高さ217mmで、重さは3.7kg。カラーはブラックとホワイトの2色が選べる。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン