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高性能なVRデバイス「VALVE INDEX」をRTX 2080 Super搭載のG-GEARでどれだけ快適に遊べるか大検証!

2020年01月27日 11時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集● ジサトラハッチ/ASCII

提供: TSUKUMO

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ツクモのG-GEARでVALVE INDEXがどれだけ快適に遊べるのか試してみる

 PC向けVR導入のハードルは当初は高かったものの、ハード(特にGPU)やソフト側の進化でだいぶ下がってきた。遊ぶVRコンテンツにもよるが、HTC VIVEなら“今時のミドルクラスCPUとGPU”を組み合わせたPCで事足りる。

 だが、ここへ来てPC向けVRシステムにもよりマシンパワーを要求する“上位モデル”が登場した。VIVEに対するVIVE Proもそうだが、今一番注目を集めているのは、世界最大級のPCゲームプラットフォーム「Steam」を運営するValveが発売している「VALVE INDEX」だろう。搭載液晶が片眼あたり1440×1600ドットという点はVIVE Proと同じだが、液晶のリフレッシュレートが120Hz(試験的に144Hzも可能)へ引き上げられたことで、視線を動かした時の滑らかさ向上を狙った最新VRシステムだ。

 VALVE INDEXの性能をフルに活かすためには、それなりに強力なPCが必要だが、まだ出て日が浅い製品であるため判断基準となるようなPCがない。そこでツクモのゲーミングPC「G-GEAR」シリーズの「GA7J-F194/T」をベースに、VALVE INDEXを快適に遊ぶためのスペックに調整したマシンを準備し、実際のVRゲームなどでどの程度のパフォーマンスが出るのかを検証してみたい。

PC向けVRヘッドセットとしては初めてリフレッシュレート120Hzに対応したVALVE INDEXもお借りして試してみた。従来の90Hz液晶を搭載したヘッドセットに比べマシンパワーは必要だが、その分滑らかなVR体験が期待できる。VIVE Proよりもセットアップが楽になっているのも◎

ツクモのG-GEARシリーズの中から、Core i7-9700Kを搭載した「GA7J-F194/T」をチョイスし、それをベースにVALVE INDEXに合わせてGPUをRTX 2080 SUPERに強化した(他SSDの増量など)BTOモデルを準備した

 今回VALVE INDEXと一緒にお借りした検証用PCの構成と、ベースになった「GA7J-F194/T」のスペックは以下のとおり。検証機の価格はあくまで参考程度に……。

検証機 GA7J-F194/T基本構成
CPU Core i7-9700K(8コア/8スレッド、3.6~4.9GHz)
メモリー DDR4-2666 16GB×2 DDR4-2666 8GB×2
マザーボード ASUS「PRIME H370-A」(ATX)
ビデオカード GeForce RTX 2080 SUPER GeForce RTX 2070 SUPER
ストレージ1 512GB(NVMe M.2 SSD、PCIe x2接続) 240GB(SATA接続)
ストレージ2 2TB HDD 1TB HDD
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
電源ユニット 650W(80PLUS Gold) 700W(80PLUS Bronze)
OS Windows 10 Home(64bit)
本体サイズ 190(W)×475(D)×435(H)mm
重量 約12kg
直販価格(税別) 22万1800円 15万9800円

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