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高性能なVRデバイス「VALVE INDEX」をRTX 2080 Super搭載のG-GEARでどれだけ快適に遊べるか大検証!

2020年01月27日 11時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集● ジサトラハッチ/ASCII

提供: TSUKUMO

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基本的なパフォーマンスをチェックする

 VALVE INDEXの動作を見る前に、用意したマシンの基本的パフォーマンスをチェックしておきたい。まずは総合性能を見る「PCMark10」を使用する。ゲーミング以外の性能を見る“Standard”テストのみを実行した。総合スコアーに加え、テストグループ別のスコアーも掲載する。

「PCMark10」のスコアー

 Core i7-9700KとRTX 2080 SUPERを搭載しているだけあってどのテストも特別に弱い部分は見当たらない。Webブラウジング程度のライトユースから動画編集まで、用途を選ばずに軽快に使っていけるだろう。

 本命のゲーミングパフォーマンスを見るために、まずは「3DMark」のスコアーをチェックしよう。Fire Strikeより上のテストを全て実行した。

「3DMark」のスコアー

 CPUが8C8Tであるため、CPUのマルチスレッド性能がスコアーに加味される3DMarkではややスコアーは大人しめになるが、軽めのゲームなら4K/60fps、重めのゲームはフルHDまたはWQHDで高フレームレートを狙えるパフォーマンスが期待できる。

 では実ゲームにおけるパフォーマンスを「Apex Legends」でチェックしよう。画質は各画質設定を最も重くなるようセットし、トレーニングステージにおける一定のコースを移動した際のフレームレートを「CapFrameX」でチェックする。

「Apex Legends」のフレームレート

 元々144fpsで頭打ちになるゲームだが、フルHDはもちろんWQHDでも超高fpsが得られた。ディスプレーに高リフレッシュレート対応のゲーミング液晶を組み合わせれば、第1線級のゲーミングPCとして活用できるだろう。描画の軽いゲームなので4Kでも60fpsをキープできるパワーがある点にも注目したい。

 もう1本、重量級ゲームの代表として「MONSTER HUNTER: WORLD」のパフォーマンスも見てみよう。画質は“最高”とし、周回エリア内の一定のコースを移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。このゲームは現状RTX 20シリーズだけが対応する「DLSS」に対応するため、WQHDおよび4KでDLSSを有効にした時のフレームレートもチェックした(フルHDではDLSSは使用不可)。

「MONSTER HUNTER: WORLD」のフレームレート

 重量級ゲームでもフルHDはもとよりWQHDでも最高画質設定で60fpsキープはたやすい。特にWQHDならDLSSを有効にすることで描画負荷をさらに軽くすることができる。このパフォーマンスがあれば、どんなゲームが来ても快適に遊べるだろう。

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