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ディスプレー、NAS、ストレージ分野は引き続き注力

クラウド型音声配信「PlatCast」やCDレコ5、参考出展も多数だったアイ・オー・データ発表会

2020年01月22日 11時00分更新

文● 八尋/ASCII

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 アイ・オー・データは1月21日に新商品発表会を開催し、今後の戦略や新製品の展示、デモなどを実施した。

アイ・オー・データ 代表取締役社長の濵田 尚則氏が登壇

 発表会では、アイ・オー・データ 代表取締役社長の濵田 尚則氏が登壇。濵田氏は「今後社会のデジタル化はどんどん加速していきます。企業も働き方改革など生産性の向上を求めており、その中で必要になってくる最新のソリューションを提供していくことで、ワークスタイルの向上に貢献していきたいです」と挨拶した。

ここ数年はコンスタントに利益を上げられているという

 また、濵田氏はここ数年はコンスタントに利益を上げられていると説明。現在注力しているディスプレー、NAS、ストレージ分野は引き続き注力していくのに加え、他メーカー製品の取り扱いについても注力していくとのこと。

 ディスプレーは「ディスプレーを変えるだけで生産性は変わる」とし、高解像度のディスプレーやサブディスプレー、会議室用の大型ディスプレーのほか、学校のICT化向けに電子黒板なども展開していくという。

ディスプレー

電子黒板なども展開

 NASは、ビジネス向けに注力する。クラウドサービスに何か問題が起きたとき用のデータとしてNASを活用し、オンプレでデータを持つハイブリットかを提唱。加えて、NASの状態を管理者に報告するシステムなども含めて展開していくとのことだ。

NAS

 ストレージは、個人向けはもちろんビジネス向けにも注力。導入から回収・引き取りまでの「ライフサイクル」を丸ごと保障するサービスを展開する。濵田氏は「導入からリプレースするまで丸ごとアイ・オー・データにおまかせくださいというサービスを展開していきます」と説明した。

ストレージ

 他メーカー製品の取り扱いについては、従来に加えWestern Digitalの「G-Technology」のHDDやSSDなどもラインアップに追加。グローバルブランドの取り扱いを増加することで、提案の幅を広げていきたいとのことだ。

取り扱い製品の拡充にも注力

CDを聞きたい人が困っている
CDファン向けにサブスクライクな体験を

アイ・オー・データの音楽ビジネス

 続いて、同社が手掛ける音楽ビジネスの戦略について紹介があった。コンセプトを「音楽に包まれる生活」とし、音楽ファン全員をターゲットにしつつ、オーディオファンにも認めてもらう製品づくりを目指すという。

音楽ファン全員をターゲットにしつつ、オーディオファンにも認めてもらう製品づくりを目指す

CDをまだまだ聞きたい人向けの製品を展開。スマートフォンとの連動も

 また、サブスク型の音楽ストリーミングサービスが増加してきており、CD再生機が減ってきているため、CD難民が生まれつつあると説明。そのうえでCD市場は巨大だがニッチとし、そこにハードウェアとソフトウェアが連携する製品を展開していくとしている。

アプリでサブスクのような機能を提供

音楽に包まれた生活を提供したいとのこと

 その中で、シリーズ累計45万台の売上を誇る、「CDレコ」の新製品「CDレコ5」を発表。従来同様Wi-Fi経由でCDの音源をパソコンなしでスマートフォンに取り込めるスマホ用CDレコーダーで、ガラス天板を採用しより美しいフォルムを実現。加えて、オリジナルパネルを取り付け可能で、初音ミクとコラボした「ミクレコ」の第2弾やエヴァンゲリオンモデルも今後発売予定とのことだ。

CDレコ5

オリジナルパネルを取り付け可能。ミクレコの第2弾も登場予定

エヴァンゲリオンモデルも

CDレコ5やオリジナルパネルも展示してあった

 また、音楽アプリ「CDレコ」を刷新し、従来のシャッフルに加え、「ジャンル」「アーティスト」「ムード」「ジェネレーション」といった5つのプレイスタイルを追加。これにより、気分にあわせたプレイリストの再生が可能になり、サブスクライクな楽しみ方ができるようになるという。

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