TAKUMI JAPANは21日、都内で新製品・新サービス発表会を開催。その中で「神SIM」と題した、ソフトバンク網のデータ通信が使い放題になるSIMなどを発表した。
ソフトバンクの再販モデルによるデータSIM「神SIM」
通信速度も高速で3000円台で使い放題
まずはその「神SIM」について。ゲーミングスマホ「Black Shark2」の取り扱いをきっかけに、人気ゲーム「PUBG MOBILE」にハマり、ゲーム大会まで主催することになったという同社代表取締役の増田薫氏。スマホゲーマーに必要なものとして、高速なデータ通信が存分に使えるSIMが必要とわかり、今回の製品企画に至った。
神SIMは100GBプランとUNLIMITEDプランの2種類が用意されるが、すでにネット上に複数見られる同種サービスと同じく、MNOからの再販によって提供されるものとなる。これにより、帯域卸のMVNOの格安SIMとは異なり、速度面でも有利になることが期待できる。
原則12ヵ月の最低契約期間があり(初月含まず)、100GBプランは初月3000円(以下、すべて税抜)で2ヵ月目以降は3980円、UNLIMITEDプランは初月3000円で2ヵ月目以降は4980円。ただし、神SIM Twitterアカウントをフォローすることで会員割として、2ヵ月目以降がそれぞれ990円と1500円が割引され、2990円と3480円となる。なお神SIMにはBlack Shark2とのセットプランなども用意される。
イヤホン端子がないスマホで
ゲームがプレイしやすくなるアダプター
増田社長は、同じくスマホゲーマーに必要なアクセサリーとして、同社発案でBlack Shark社が提供する「2 in 1ゲーミングアダプタ」も公表した(税抜3980円で発売済)。
これは専用のイヤホン端子がない最近のスマホでは、充電とイヤホン接続が同時にできない点、また充電ケーブルが横画面時のサイドから出ていると、プレイ時の邪魔になるという点を解消するというもの。Type-C端子からのケーブルを背面に持ってきて、イヤホン端子とType-C端子に分岐するというある意味シンプルなもの。端末を挟み込む部分は伸縮式なので、Black Shark2以外でも利用でき、Black Shark社が動作を確認した機種として、シャオミの主要端末のほか、HUAWEI P20/P30/P30 Pro、Galaxy S10、Pixel 3などが含まれている。
夏から秋頃に自社ブランドのスマートフォンも予定!
このほか、増田社長からは2020年の夏から秋頃に自社ブランドのスマートフォンを発表予定であること、Black Shark2に第2四半期にAndroid 10のアップデートを提供すること、翻訳機の「KAZUNA eTalk 5」のアップデートによる新機能として、翻訳内容が正しいかを確認するため、翻訳した文章を再度元の言語に翻訳できる「確認翻訳」の追加、Android/iOS端末向けアプリ「KAZUNA eTalk APP」の提供予定などが紹介された。