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シャープに聞く、141gのスマホ「AQUOS zero2」がゲームに最適な理由

2020年01月29日 10時00分更新

文● 島徹 編集●ASCII

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 1月30日、シャープが開発した世界最軽量141gで大画面6.4型かつ、ゲーミング性能に力を入れたハイエンドスマートフォン「AQUOS zero2」がドコモから、31日にau、ソフトバンクから発売される。

 では、実際のAQUOS zero2はゲーミングスマホとしてどういった強みを持つのだろうか。また、シャープがeスポーツイベント「RAGE」やプロeスポーツチーム「DetonatioN Gaming」に協賛する理由とは何なのか。シャープの開発陣にお話を聞いた。

今回お話を聞いた、(左から)通信事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部 主任 篠宮大樹氏、システム開発部 課長 田邊弘樹氏

ゲーミングでAQUOS zero2の軽さは武器になる

「AQUOS zero2」

「AQUOS zero2」背面パネルはヘアライン加工

141g、8.8mmの薄型軽量ボディーにハイエンドスペックを詰め込んだモデルだ

──なぜゲーミングに力を入れたのでしょうか?

篠宮大樹氏(以下敬称略) 初代zeroの際にRAGEに協賛をしました。そこでお客様の声をアンケートで聞くときに、ゲームユーザーにとっては操作の快適さや表示の滑らかさが重要かと思ったのですが、意外にも長時間ゲームを楽しむために軽さや薄さが支持されていました。そこで、AQUOS zeroシリーズの軽さと高い性能は武器になると考えて商品企画したのが始まりです。

──想定ユーザー層を教えてください。

篠宮 スマホでゲームを楽しむ方は、本格的なガチ層からライト層まで幅広いです。そのなかでも、多くの人とそこそこ遊んである程度課金もする、というガチ層とライト層の中間の「エンジョイ層」を想定しています。

 RAGEのようなeスポーツの大会などを見ていても、若い人は男女問わずカジュアルにゲームを遊んでいます。私も以前はeスポーツの参加者は9割が男性ではというイメージを持っていましたが、実際には女性の参加者もかなり多い。そういった背景もあり、ターゲットを男性だけでなく女性にも広げています。普段の生活で使っていても違和感のない、スタイリッシュだけどパワフルなフラッグシップモデルとしてデザインしています。

6.4型で141g大画面の世界最軽量を実現

──前モデルのAQUOS zeroよりさらに軽くなりました。

篠宮 軽さですが、発表時の143gから141gまで軽くなり世界最軽量を更新しました。有機ELとマグネシウム合金のフレームの採用はもちろん、基板や各部品を見直すことで軽量さを実現しています。これにより、画面サイズが前モデルより大きい6.4型になり、処理性能の向上や2眼カメラを搭載しながらも前モデルよりも軽量な製品を実現できました。

 高性能なスマホの利用者は、大画面なほど長時間利用する傾向があります。ですが、他社の6型台のモデルは200g前後が中心で、141gのAQUOS zero2には敵がいない。ぶっちぎりの軽さを実現しています。

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