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リモートワークで重要度を増すセキュリティー対策、CES 2020のブースより紹介

マカフィーが提唱する「人の行動に対するセキュリティー」とは

2020年05月07日 11時00分更新

文● 貝塚/ASCII.jp

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世界中のビジネスを変えたコロナウイルス

 新型のコロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症が蔓延し、世界規模の大混乱が起こっている。

 このウイルスは2019年12月以降に各地で複数の報告が見られたとされており、わずか2、3ヵ月のあいだに、パンデミックと呼ばれる世界的な大流行へとつながってしまった。

 国により、収束に向かっているとするレポートもあるものの、まだまだ各国は感染爆発を起こさないための対応に追われる毎日であり、収束に向かっていると発表する国でも、元どおりの日常とはいかないのが現状だ。この状況は長期化すると見る専門家の意見も、よく目にする。

セキュリティーの重要度は増している

 国内の企業も、政府が提唱する「8割の接触減」を目標に、リモートワークに切り替えたり、時差通勤を導入したり、ローテーションを組んで、オフィスに人が集まらない体制を作り、なんとか状況の悪化を防ごうと奮闘している。

 新型のコロナウイルスによる影響は人類にとっての災いであり、状況は悲惨である。これは事実だと思う。しかし、影響の長期化を視野に入れ、これからの企業活動のかたちを考慮すると、ビジネスにおける歴史的な大転換点になり得るという側面も見えてくる。

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