活動記録をアプリで細かく「見える化」できる
スマートバンド4は、価格が4000円台を切るデバイスでありながら、機能がとても充実している。筆者もすぐにはその全容を把握し切れなかった。
アクティビティトラッキングの活用方法は、おもにふたつの道に分けられると思う。ひとつは毎日の健康管理を目的としたアクティビティトラッキング、もうひとつがランニングやサイクリングなど健康増進のためのワークアウトの記録だ。
アクティビティトラッキングについては、スマートバンド4を手首に装着しながら過ごすと、歩数や消費カロリーの目安などが自動的に記録される。現状は本体のディスプレイで、常時モニタリングできる。モバイルアプリの方にも履歴が残るし、過去の活動記録の平均値なども見られる。自身の活動データをシェアすることに同意すれば、他のスマートバンド4のユーザーと活動量などの比較できる。
たとえば早歩きまでの簡易なウォーキング、家事などで体を動かした時の軽めなアクティビティも記録とモバイルアプリで「見える化」ができる。脂肪燃焼量、ダイエット効果などもあくまで目安ながらも示してくれるので、体を動かすことをがんばって続けたくなる。
筆者は原稿を書いている間は1時間以上、平気で椅子に座りっぱなしになることもあるので、アプリから設定できる「座りすぎ通知」が重宝した。1時間以上動かないままでいると、手首のバンドが振動して知らせてくれる便利な機能だ。