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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第49回

【今月の自作PCレシピ】令和2年を乗り切る最新ゲーミングPC構成

2020年01月11日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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ビデオカードはイチオシのMSI製に

 GeForce RTX 2060 SUPER搭載ビデオカードには、MSIの「GEFORCE RTX 2060 SUPER GAMING X」を選んでいる。

 渋谷さんも愛用しているというMSI製ビデオカード。モデルは違うが、独自GPUクーラーの高い冷却性能を備えているのが魅力とのことで、今回選んだ「GEFORCE RTX 2060 SUPER GAMING X」では、MSIおなじみデュアルファンGPUクーラーの「TWIN FROZR」を採用している。

 PCケースにはビデオカードの縦置きをサポート(別途PCIeライザーケーブルが必要)しているNZXT「H510」なので、VGAクーラーに備わっているRGB LEDを活かすこともできる。

GeForce RTX 2060 SUPER搭載ビデーカードのMSI「GEFORCE RTX 2060 SUPER GAMING X」

GPUクーラーは、冷却性能に定評のある「TWIN FROZR 7」を採用。GPUクーラートップにはLEDイルミネーション機能を備えている

バックプレートはシルバーカラーのバックプレートを装備。MSIおなじみのドラゴンロゴも入っている

ASUS製マザーボードやSanMaxメモリーを選択

 録画したプレイ動画を編集するなど、編集系の作業もスムーズに行なえる8コア/16スレッドCPUの「Ryzen 7 3700X」に、X570チップセット採用マザーボードのASUS「ROG STRIX X570-E GAMING」を組み合わせている渋谷さん。

8コア/16スレッドCPUの「Ryzen 7 3700X」。約4万円で買えるコストパフォーマンスに優れた第3世代Ryzenということで3700Xを選んでいる

 「ROG STRIX X570-E GAMING」は4万円前後になるが、将来的に12コアや16コアCPUのRyzen 9シリーズも安心運用できる16フェーズの電源回路を備えているほか、Wi-Fi6規格対応無線LANや、手ごろな価格で導入できる高速な2.5Gb LANなど、オンラインゲームで役に立つネットワーク機能を搭載している。

 大型のM.2ヒートシンクを装備しているのもポイントで、組み合わせているPCIe 4.0対応SSDのCFD「PG3VNF」のピーク性能を安定して引き出すことが可能だ。

ASUS「ROG STRIX X570-E GAMING」。リアインターフェース部などに、LEDイルミネーションを搭載する

USB Type-Cポートなどインターフェースは豊富。Wi-Fi6対応無線LANに、2.5Gb LANとギガビットLANのトリプルLAN仕様になっている

5GB/秒に迫るピーク性能を発揮するPCIe 4.0対応M.2 SSDを選択。1TBで複数ゲームのインストールや、プレイ動画の保存もバッチリ

 DDR4メモリーは信頼性と安定性に定評があるSanMaxから選んでいる。安定性を重視して動作クロックは2666MHzを選んでいるが、3200MHz動作の「SMD4-U16G48M-32AA-D」を、プラス2000円程度で選ぶこともできる。

DDR42666 8GB×2枚セットのSanMax製メモリーをチョイス

 また、サイズの大型サイドフローCPUクーラー「無限5 Rev.B」を追加しているのもポイント。高い冷却性能で長時間のゲーミングや、16スレッドに最大負荷がかかる動画エンコードといった作業を、不安なく実行できる。

サイズの大型サイドフローCPUクーラー「無限5 Rev.B」

全高154.5mm、奥行き85mmの大型ヒートシンクと、120mmの静音ファンで8コア以上のCPUも安心

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