難易度HARDまでなら問題ないが……
ガルパは、「EASY」~「EXPERT」まで4段階(楽曲によっては「SPECIAL」を加えた5段階)の難易度を選ぶことができる。
さらに、ノーツ数が多かったり、スライドやフリックといったテクニックを多様するものなど、同じ難易度でも微妙に難しさが異なるため、楽曲ごとにさらに細かな指標が「楽曲レベル」として設定されている。
楽曲レベルは数値が高くなるほど高難易度となっていて、最高値は5~29まである。 AirPods Proを購入して、実際にEXPARTの楽曲レベル24~25あたりの曲をプレイしてみると、遅延を感じながらも設定の変更なく普通に遊ぶことができた。
著しい違和感を感じ始めたのは、EXPERTのレベル26の楽曲をプレイしてからだった。筆者はレベル26~27の一部の楽曲は、ミスなくフルコンボを取得できるほどの腕前。しかし、レベル26の多くの曲で、ノーツの取りこぼしが目立ちはじめた。
有線の「EarPods with Lightning Connector」ととっかえひっかえしながら気づいたのだが、AirPods Proではわずかに遅延があるようだ。聴覚と視覚だけでは、具体的にどれくらいの遅延があるのかわからないので、実際に調べてみることにした。
iPhoneの内部音声とAirPods Proの出力音声の遅延を計測
まずは、iPhone 11 Proのスクリーンレコード機能を利用して、プレイ動画を撮影。iPhone内部での動画エンコード処理時に音がずれている可能性は否めないが、現状はHDMI出力を録画する方法と比べても内部音声の遅延を最小にして録画するにはもっとも適した方法となる。
さらに、フレームレート60fps以上で動画撮影できる手持ちのソニー「RX100m3」のマイク部分にAirPods Proの片耳を固定。もう片方を聞きながらプレイしている様子をじかに撮影。
この2つの動画の映像タイミングを動画編集ソフトであわせ、音声トラックのずれを見るという方法で検証している。AirPodsの設定は、ノイズキャンセリングをオンの状態で行った。
