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春モデルは最新CPU搭載とカラバリ追加で選択肢が豊富!

東京2020オリンピック・パラリンピック公式パソコン「レッツノート」 第10世代インテルCoreプロセッサー搭載の春モデル登場

2020年01月16日 11時00分更新

文● 山口優 編集●村野晃一(ASCII)

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第10世代Coreプロセッサーでパワーアップした「SV9」

 レッツノート春モデルの目玉とも言える「レッツノート SV9」だが、いったいどのような製品なのだろうか。ここでは、ベンチマーク結果を交えながら、その性能面を詳しく紹介していこう。

 パナソニックの「レッツノート SV」シリーズは12.1型ワイド液晶ディスプレーを搭載しながら1kg前後の軽さを実現したモバイルノートPCの人気モデルだ。コンパクトながらインターフェースが充実しているのも特長で、周辺機器を多用するユーザーからの支持も厚い。その最新機種となる「SV9」は、前モデル「SV8」の外観や基本性能を踏襲しつつ、CPUに「Comet Lake」と呼ばれる最新のインテル®第10世代Coreプロセッサーを採用しているのが大きなポイントとなっている。

パームレスト部に貼付されたインテル第10世代Core CPU搭載を表わすシール

 Comet Lakeは、14nmプロセスルールで製造される最新のプロセッサーで、従来から処理能力が向上しているだけでなく、無線LANの最新規格「Wi-Fi 6」などの最新テクノロジーにも対応しているのが特長。ハイエンド向けからローエンド向けまで複数のモデルがラインナップされている。

 レッツノート SV9では、そのうち薄型ノート向けの「Core™ i7-10510U」または「Core™ i5-10210U」が採用されている。いずれも従来の第8世代Core™ i7-8565UやCore™ i5-8265Uと同じコア数ながら最大クロック数がアップしており、負荷のかかるシーンでの性能向上が期待できそうだ。

レッツノート SV9シリーズ(店頭モデル)の主な仕様
品番 CF-
SV9PFNQR
CF-
SV9PDUQR
CF-
SV9NDMQR
CF-
SV9NDRQR
CF-
SV9NDSQR
CF-
SV9NDCQR
本体カラー ブラック ブラック&シルバー シルバー
OS Windows 10 Pro 64ビット
ディスプレー 12.1型(16:10) WUXGA TFTカラー液晶(1920×1200ドット)アンチグレア
CPU Core™ i7-10510U
1.80 GHz(最大4.90 GHz)
Core™ i5-10210U
1.60 GHz(最大4.20 GHz)
ストレージ SSD:512GB(PCIe) SSD:256GB(PCIe) SSD:512GB(PCIe) SSD:256GB(PCIe)
メモリー 8GB
(拡張スロットなし)
16GB
(拡張スロットなし)
8GB
(拡張スロットなし)
光学式ドライブ ブルーレイディスクドライブ DVDスーパーマルチドライブ 非搭載
通信機能 有線LAN:1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、
無線LAN:Wi-Fi 6対応(IEEE802.11a(W52/W53/W56)/b/g/n/ac/ax準拠)、Bluetooth v5.0
ワイヤレスWAN LTE
(nano SIM)
非搭載
映像出力 HDMI(4K60p出力対応)、VGA
カメラ 顔認証対応カメラ、有効画素数 最大1920×1080ピクセル(約207万画素)
マイク アレイマイク搭載
セキュリティ 顔認証対応カメラ/指紋センサー(タッチ式)/TPM(TCG V2.0準拠)
インターフェース USB3.1 Type-Cポート(ThunderboltTM 3対応、USB Power Delivery対応)×1、USB3.0 Type-Aポート×3、LANコネクター(RJ-45)、
外部ディスプレーコネクター(VGA)、
HDMI出力端子(4K60p出力対応)、
ヘッドセット端子(マイク入力+オーディオ出力)
キーボード OADG準拠キーボード(86キー):
キーピッチ19mm(横)/16mm(縦)(一部キーを除く)
付属バッテリーパック L S
駆動時間 約20時間 約12.5時間 約13時間
サイズ 283.5(W)×203.8(D)×24.5(H)mm (突起部を除く)
重量 約1.169kg 約1.109kg 約1.009kg 約0.929kg
Office Microsoft Office Home and Business 2019

 そこで、いくつかベンチマークを実行してその性能をチェックすることにした。なお、今回試したのはCore™ i5-10210Uが搭載された最もベーシックなモデル「CF-SV9NDCQR」だ。

今回試したレッツノート SV9(CF-SV9NDCQR)はCore™ i5-10210Uが搭載されたモデル

 まずは、CPUの性能を測るためCINEBENCH R20を試してみたところ、次の図のようになった。

CINEBENCH R20の結果

 シングルコアのスコアは前身のCore™ i5-8265Uより若干上回り、マルチコアのスコアは10~15%程度も向上している。最大クロック数が、Core™ i5-8265Uの3.9GHzに対してCore™ i5-10210Uは4.2GHzと1割未満の差なので、それ以上に性能がアップしている結果だ。ちなみに、マルチコアのスコアは前世代のCore™ i7-8565Uと肩を並べる数値。Core™ i5-10210Uのパフォーマンスがいかに高いかが分かる。

 続いて、PCの総合的なパフォーマンスを見るPCMARK 10を試してみたところ、図のように総合スコアが「3871」という結果になった。

PCMARK 10の結果

 スコアの詳細を見ると、PCの基本性能を示すEssentialsが8215、ビジネスアプリの性能を示すProductivityが6372、クリエイティブ系アプリの性能を示すDigital Content Creationが3007といずれも快適さの目安となる3000を超える数値になっており、Webの閲覧やOffice文書作成はもちろん、写真や動画の編集なども快適に行える性能を持っていることがわかる。

 グラフィックスは従来と同様にCPU内蔵タイプだが、3DMARKでチェックしてみたところ従来のインテルUHDグラフィックス620よりも5~10%程度高めのスコアになった。

3DMARKスコア
Time Spy 466
Fire Strike 1152
Sky Diver 4738
Cloud Gate 9140

3DMARK「Sky Diver」の結果

 ゲーム系のベンチマークを試してみたところ、ドラゴンクエストXやFINAL FANTASY XIV 新生エオルゼアあたりなら、フルHDの標準品質で「快適」にプレイできる結果に。

ドラゴンクエストX ベンチマーク スコア
グラフィック設定 解像度 スコア 評価
低品質 1280×720 10453 すごく快適
標準品質 1280×720 9230 とても快適
最高品質 1280×720 8103 とても快適
低品質 1920×1080 6905 快適
標準品質 1920×1080 5695 快適
最高品質 1920×1080 4553 普通

ドラゴンクエストX ベンチマークの結果

FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア スコア
解像度 品質 スコア 評価
1280×720 標準品質(ノートPC) 6533 とても快適
1280×720 高品質(ノートPC) 4298 快適
1280×720 最高品質 3182 やや快適
1920×1080 標準品質(ノートPC) 3671 快適
1920×1080 高品質(ノートPC) 2309 普通
1920×1080 最高品質 1656 設定変更を推奨

FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編の結果

 また、FINAL FANTASY XIV 漆黒のヴィランズは、フルHD標準品質だと「普通」の評価だが、解像度を1280×720に落とすと「快適」にプレイできる結果になった。

FINAL FANTASY XIV 漆黒のヴィランズ スコア
解像度 品質 スコア 評価
1280×720 標準品質(ノートPC) 4272 快適
1280×720 高品質(ノートPC) 3163 やや快適
1280×720 最高品質 2189 普通
1920×1080 標準品質(ノートPC) 2374 普通
1920×1080 高品質(ノートPC) 1663 設定変更を推奨
1920×1080 最高品質 1133 設定変更が必要

FINAL FANTASY XIV 漆黒のヴィランズの結果(1920×1080、標準品質)

FINAL FANTASY XIV 漆黒のヴィランズの結果(1280×720、標準品質)

 いずれの結果もCore™ i5-10210Uを搭載したノートPCとしては好成績。また、ベンチマーク中のCPUクロックの推移を見ても安定しており、それだけレッツノート SV9が第10世代Coreプロセッサーの性能をフルに引き出す設計になっていることが分かる。

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