まわるまわるよエンジンはまわる
さて、前回のオイル交換ではノイズが減ってびっくりしたものですが、今回は言うほどの差はありません。つまり、交換前のオイルは、さほど劣化もしていなかったわけであります。前回入れたのはLubtech INDY Ultima SN 0W-30という、リッターあたり2800円のお高いオイルでした。使用したのは4ヵ月、約7500kmですが、お高いだけあって、さすがであります。
そして、今回のSUNOCO Svelt 0W-20 SN Plus。こうしてあーだこーだ書いているうちに、交換してすでに1ヵ月が経過し、その間3000km以上も走ってしまいました。なにしろ交換後の印象がとても良かった。
まず、粘度が前より低いせいか、吹け上がりが軽い感じがします。回転を上げてもうるさくならないので、それも良く回る感じにつながっております。発進加速で低回転からつないでもギクシャクしにくい感じがするので、トルクがあるような感じもします。2速のゆるい加速中に感じていた気がする微妙な回転ムラも減った感じがします。
全部「感じ」でしかありません。ですがオイル交換はエンジンの痛みを感じる心の保護でもありますから、この「感じ」は大事。プラシーボは悪ではございません。ただ、若干回し過ぎました。省燃費性能をうたうオイルですが、市街地でも1速2速で5000回転あたりまで引っ張り、用もないのに山坂道で景気良く回したおかげで、燃費にはよろしくなかったはず。そこで夏タイヤ装着期間の燃費をグラフにしてみました。
グラフの青い縦棒が、マツダ純正ゴールデンECO SN 0W-20。このオイルの区間平均燃費は17.76km/Lでありました。赤がLubtech INDY Ultima SN 0W-30で、区間平均燃費は17.89km/L。緑が今回のSUNOCO Svelt SN Plus 0W-20で、なんと区間平均燃費18.55km/Lでありました。
エアコンを多用した8月を含むLubtechは不利。かつ燃費計測はガソリン給油時のもので、オイル交換日は若干前後していますから、厳密な比較にはなりません。ですがSUNOCO Sveltの燃費は、回した割にはなかなかやるもんだという印象です。
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