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T教授の「戦略的衝動買い」 第558回

クラウドストレージをローカルドライブに「Air Live Drive Pro」を衝動買い

2019年11月28日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●ASCII

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少ないところで2GB、多いところだと15GB前後のクラウドストレージが無償提供される昨今、目的に合わせて複数のサービスを使うユーザーも多いだろう。今回ご紹介するWindowsアプリは、Dropbox、Google ドライブ、OneDrive、Boxなどのクラウドストレージを外付けHDDのように使用できる環境ツールだ。扱い慣れたローカルドライブと同じようにクラウドストレージにアクセスできるようになる利点は多い

 クラウドストレージを提供する海外企業が、業界内でのユーザー囲い込みを狙ったギガバイトクラスの無料サービスを始めて、どのくらいの年月が経っただろう。

かれこれ筆者が20年近く前に使い始めた、最初のクラウドストレージであるジャストシステム社の「InternetDisk」。当時たったの100MBだったが、効能を知るには十分だった

 クラウドストレージという呼び名はまだ産まれていなかったが、筆者が「オンラインストレージ」とも呼ばれた、ネット上のディスクストレージを初めて使ったのは、今から20年近く前にジャストシステムが始めた「Internet Disk」が最初だった。

 当初無料のストレージ容量はわずか100MBで、実は今も確保している。今や無料ストレージでも2GBクラスは当たり前、気前の良いプロバイダーなら15GB近くを大盤振る舞いもするなども、よく見かける時代となった。

 一方、スマートフォンやタブレット、それらの前提になる高速回線も極めて低価格に提供される時代となり、eWorkが浸透し、自宅内や、自宅外からの遠隔アクセスも世間の認知を得て、個人向けのNAS・ホームクラウド市場は昨今も活発だ。

自宅には3年ほど前に、WDの3TBものHDDを内蔵したMy CloudをNASとして使っているが、今では家族全員のスマホ写真などのゴミ箱(一時保保管庫)と化している

 筆者も3年ほど前に宅内に3TBのWD Cloudを導入したが、正直なところ家族全員のスマホ写真のゴミ箱になってしまっている感もないわけでは無い。

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