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ついに来た!(ただし米国のみ?) 縦折り型スマホのモトローラRAZR

2019年11月14日 20時20分更新

文● ASCII

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 米モトローラ・モビリティは、縦方向に折りたためるフリップ型スマホ「motorola razr」を発表した。米Verizonの専売モデルとされる。

 2003~2006年頃に世界で一斉を風靡し、薄型のフリップ型携帯電話の代名詞として、モトローラを携帯電話の世界シェアトップに押し上げた「RAZR」。スマートフォン時代になっても、何度か「RAZR」ブランドを冠した端末は登場したが、基本的にはいずれも若干薄い程度の普通のスマートフォンだった。

 そんな中、今年前半から長らくウワサになっていたのが、フレキシブルOLEDパネルを採用し、オリジナル機を思わせるようなフリップ型の新RAZRの存在。そのウワサの存在がついに正式に発表されたわけだ。

 まずそのディスプレーは、開いた状態では21:9で6.2型の有機EL(解像度は879×2142)。横幅は72mmで、縦方向の長さも172mm。同じ21:9のXperia 1と比較すると、縦がわずかに長いだけなので、案外普通のサイズのスマホである。ただし、折りたたんだ状態では約72×94×14mmということで、ポケットには余裕で収まりそうだ。また、閉じた状態でも2.7型ディスプレー(有機EL、600×800)が搭載されており、カメラなどが利用可能になっている。

 そのほか主なスペックは、Snapdragon 710(2.2GHz、オクタコア)、6GBメモリー、128GBストレージ、16メガカメラ(イン5メガ)、指紋センサー、2510mAhバッテリー、Android 9など。

 米国で報道されている内容では、価格は1500ドル、Verizonの専売ということで、日本登場は期待薄(!?)だが、モトローラファン、元RAZRユーザーなら間違いなく気になる1台だろう。


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