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菊池桃子さんと結婚のエリート経産官僚に「次官レース大逆転説」急浮上

2019年11月12日 06時00分更新

文● ダイヤモンド編集部,堀内 亮(ダイヤモンド・オンライン

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結婚した菊池桃子さん(左)と経済産業省の新原浩朗・産業政策局長。意外な組み合わせに日本中がどよめいた Photo:JIJI

経済産業省の新原浩朗・産業政策局長が女優の菊池桃子さんと結婚した。事務次官レースから外れた新原氏はこの結婚で形勢逆転し、再び次官ポストに近づいたとの声が出ている。(ダイヤモンド編集部 堀内 亮)

結婚で話題集めて形勢逆転
“菅人事” 再浮上の可能性

 1980年代にアイドルとして一世を風靡し、政府の有識者会議で民間委員を務めた女優の菊池桃子さんがこのほど再婚した。お相手はエリート官僚である経済産業省の新原浩朗・産業政策局長。意外な組み合わせに、永田町や霞ヶ関だけでなく、日本中がどよめいた。

 新原氏といえば、今年7月の人事で経産省の事務次官に昇格する“大本命”と言われていた人物だ。

 しかし、ふたを開けてみると、事務次官に就任したのは“大穴”の中小企業庁長官の安藤久佳氏。新原氏は産政局長に留任となった。

 この人事の裏に何があったのか。詳細については、「ダイヤモンド・オンライン」の7月9日配信記事「官邸と経産省が激しい綱引き、“大穴”事務次官決定の舞台裏」に譲るが、新原氏を推す“菅人事”を経産省が跳ね返したのである。

 自民党が旧民主党から政権を奪還したことに伴い、次官レースから脱落したと言われた新原氏は2014年7月に内閣府大臣官房審議官に就任すると、安倍政権の看板政策である働き方改革や幼児教育無償化などをまとめ上げた。

 ここで菅義偉官房長官にかわいがられ、いわゆる“菅印”が付いている。

 菊池さんとは内閣府大臣官房審議官として事務局を務めた「一億総活躍国民会議」で知り合った。「アイドルをモノにした感じで、同世代からは嫉妬されますよ」と政府関係者は軽口を叩いた後、「彼は事務次官就任に執念を燃やしていた。一発逆転を狙っていたはず」と付け加えた。

「新婚での事務次官就任、しかも妻があの菊池桃子となれば話題を集める。小泉進次郎と同じ流れで、首相官邸は大歓迎だろう」と別の政府関係者は言う。

 新原氏の結婚に戦々恐々としているのは、経産省だろう。「新原さんが事務次官になったら、辞表を叩きつける部下が何人出るか分からない」(経産省関係者)ほど、新原氏の強引な手腕に嫌気がさしている幹部が少なくないのだ。

 だからこそ、今年の事務次官人事で、経産省が“菅人事”を食い止めたといえる。しかし、新婚という明るい話題によって新原氏の形勢が逆転し、次官就任という“菅人事”が再び浮上する可能性が出てきた。

安倍政権はこのまま
人気取り政策に走るのか

 固定価格買取制度(FIT)、働き方改革、一億総活躍、幼児教育無償化、キャッシュレス――。これらは新原氏が手掛けた政策である。いずれも政権が“目玉”として掲げた華やかなものばかりだ。

 極めて地味で、安倍政権には邪魔もの扱いであるエネルギー政策も経産省は所管している。来年には中長期的なエネルギー政策の指針となる「第6次エネルギー基本計画」の策定作業に入る。

 地球温暖化を防ぐべく、世界は低炭素化社会、脱炭素化社会へ舵を切っている。特に欧州では地球にとって優しいクリーンな電気自動車や再生可能エネルギーの拡大に向けた具体的な目標を掲げて、政策を推し進めている。

 石油や天然ガスなどの資源に乏しい日本のエネルギー政策はどうあるべきか。

 原子力発電所はもちろん、石油のあり方などエネルギー政策は、自動車産業をはじめ、日本のあらゆるものづくり産業の出発点である。

 人気取り政策だけではなく、国の根幹であるエネルギー政策から逃げずに向き合うことが本筋である。


※本記事はダイヤモンド・オンラインからの転載です。転載元はこちら

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