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「北米教育eスポーツ連盟」との提携に向けた基本合意を締結

eスポーツで高校生の未来を創出、一般社団法人「JHSEF」設立

2019年11月08日 15時00分更新

文● 市川 編集●ASCII

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「一般社団法人全国高等学校eスポーツ連盟(Japan High School Esports Federation:JHSEF)」の設立記者発表会、ならびに「北米教育eスポーツ連盟(North America Scholastic Esports Federation :NASEF)」との提携に向けた基本合意の調印式を実施。(左から)JHSEF 理事の大浦 豊弘氏、理事長の久保 公人氏、NASEF 副教育最高責任者兼クラブ活性化上級役員のケビン・T・ブラウン氏、JHSEF 理事の朝本 俊司氏、広田 勝己氏

 サードウェーブは11月7日、「一般社団法人全国高等学校eスポーツ連盟(Japan High School Esports Federation:以下、JHSEF)」の設立記者発表会、ならびに「北米教育eスポーツ連盟(North America Scholastic Esports Federation :以下、NASEF)」との提携に向けた基本合意の調印式を実施した。

理事長の久保氏が語る連盟設立にかけた想い

JHSEFの理事長である久保 公人氏が登壇し、eスポーツの魅力や連盟設立の経緯などを語った

 まずは、JHSEFの理事長である久保 公人氏が登壇し、挨拶を述べた。今年3月に開催した「全国高校eスポーツ選手権」(サードウェーブ、毎日新聞共催)を機に、高校生たちの間でeスポーツへの関心が急速に高まったと実感したが、eスポーツの普及活動において、教育への支障やゲーム依存症といったネガティブな風潮が大きな課題になっているという。

 現在、eスポーツは多様性のある新たな競技として、世界各地で人気を博している。そんなeスポーツの魅力として、久保氏は「ユニバーサルスポーツ」というキーワードを挙げた。身体的能力などの格差を乗り越え、多くの人々が公平な環境で挑戦できることが、eスポーツにおける最大の魅力。また、eスポーツ大会を通じて戦略的思考や経験に加え、チームメイトのみならず世界の仲間たちと幅広くコミュニケーションが得られることも魅力だと久保氏は語った。

 ダイバーシティを重視する今日において、高校生たちが仲間と真剣に向き合える環境を提供したいという想いでJHSEFを設立。課外活動として展開するeスポーツ活動の支援を通じて、未来を担う高校生の人間的な成長の一助になりたいと考えたことが、連盟設立の大きな理由であるとしている。久保氏は「私たちはeスポーツへの社会の理解を深め、課題克服に取り組みつつ、高校生たちの育成に役立つ、課外活動としてのeスポーツを発展させてまいります。私たちの理念に共感し、さまざまなご協力をいただける方々に本連盟にご参加賜りますようお願い申し上げます」と意気込みを語った。

eスポーツを通じて、次世代を担う高校生の未来を創出したい

理事の大浦 豊弘氏が登壇し、JHSEFの活動概要について語った

 続いて、理事の大浦 豊弘氏が登壇し、JHSEFの活動概要について語った。本連盟の設立にあたり、6月に設立準備会を実施し、高校のeスポーツ大会をどう発展させていくか話し合ったという。理事長の久保氏や高校の教職員らの意見を吟味した結果、“eスポーツの光となる部分を広げる”ことと、“eスポーツが自身の成長につながる”ことを発信する必要があると改めて感じたと大浦氏。そういった意見をベースに、本連盟の活動方針を作成したとのこと。

JHSEFの設立目的JHSEFの活動方針と使命
JHSEFの活動基本方針JHSEFの理事メンバーを紹介
JHSEFの組織体制JHSEFの会員制度

 最後に、「eスポーツを通じて次世代を担う高校生の未来を創り出す」という本連盟の目標を紹介したのち、大浦氏は「次世代のために大人たちは何ができるかという視点で、会社や組織という枠を超えて一緒に新しい時代を作っていきたいと考えています。ぜひご支援のほどよろしくお願いします」とコメントした。

JHSEFが掲げる目標

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