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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第67回

2019年はiPadの転換点になりそうだ:

アップルiPad Pro「Photoshop」登場でパソコン代わりに?

2019年11月08日 09時00分更新

文● 松村太郎 @taromatsumura

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●IllustratorにもiPad版

 2019年のAdobe MAXで驚かされたのは、Photohsopより古い歴史を持つIllustratorも、iPad版を開発中であることが明らかになった点でした。

 Illustratorはパスと呼ばれる自在に編集できる線や、テキストを配置し、紙のレイアウトや、イラストを作成するためのアプリケーションです。ポスターや書籍の表紙などに多く使われていて、ロゴ作成などを含む、より精密なデザイン作業には欠かせないツールでした。

 iPad向けIllustratorでは、カメラで取り込んだ紙のスケッチから、精密で編集可能な曲線を読み取る機能を備えるなど、iPadならではの活用方法が示されました。手書きスケッチの精密なデジタル化に、会場にいるクリエイターから驚きと歓喜の声が上がったのが印象的です。

 アドビは各製品に「Adobe Sensei」とブランドされた機械学習を生かした機能を展開しています。そのゴールは、時間を膨大に消費していた「タスク」を瞬時に済ませ、よりクリエイティブな作業に時間が避けるようにすることで、近年クリエイターから熱い支持を得てきました。

 iPad版のIllustratorでも、その要素を色濃く反映しており、パスの精密な抽出のほか、簡単にパターンのデザインを作成できる機能のデモが注目を集めました。

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