このページの本文へ

先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第65回

「昔はよかった」は本当か? /フェイスブック「リブラ」離脱相次ぐ

2019年10月21日 10時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

「昔はよかった」は本当か?過去200年分の文献を分析した新研究

昔の人の方が幸福に感じていたのではないか? 過去200年にわたる、数百万もの文章で使われた単語に隠された感情を分析する新しい手法のおかげで、こうした疑問に対するはっきりとした見解を持てるようになった。意外に思うかもしれないが、米国ではどうやら今の方が昔の人よりも幸福だと感じているようだ。

≫ 続きはこちら

FB「リブラ」に大打撃、ビザやマスターカードも離脱を表明

10月11日、フェイスブックのデジタル通貨である「リブラ(Libra)」の計画が大きな打撃を受けた。ビザ(Visa)、マスターカード(Mastercard)、イーベイ(eBay)、ストライプ(Stripe)が相次いで、ペイパル(Paypal)に追従する形で、フェイスブックがリブラの管理のために立ち上げた非営利組織「リブラ協会」からの離脱を表明したのだ。

≫ 続きはこちら

再生可能エネルギーが化石燃料を抜く=英国で初

英国の2019年第3四半期の電力供給において、風力、バイオマス、太陽光といった再生可能エネルギー源が40%を占めた。一方、化石燃料(英国においては実質的にすべてガス)は39%であったことが、カーボン・ブリーフ(Carbon Brief)の気候変動アナリストらによって明らかになった。残りの21%の大半は原子力によるものだ。再生可能エネルギーが化石燃料を抜いたのは、1882年に英国で発電所が稼働を始めて以来初。英国のナショナル・グリッド(送電事業者)は、今年中にゼロカーボンの電力がガスおよび石炭による発電を上回ると予測していた。

≫ 続きはこちら

土星で新しい衛星が20個発見、太陽系で最多に

天文学者のチームが、土星を周回する新しい衛星20個を発見した。 これまでに発見された土星の衛星は合計82個となり、木星の79個を上回り、もっとも多くの衛星を持つ惑星となった。

≫ 続きはこちら

ボストン・ダイナミクスのロボット犬、限定販売へ

ボストン・ダイナミクス(Boston Dynamics)の4脚ロボット「スポット(Spot)」は、建設現場やガス工場、発電所、公衆安全のための「選ばれし早期顧客」だけに販売される。

≫ 続きはこちら

スマホだけで映像認識、MIT-IBMワトソンAIラボが新手法

MIT-IBMワトソンAIラボの研究チームは、最新のコンピューター・ビジョン・アルゴリズムを低電力デバイスでも実行できるように縮小することに成功した。

≫ 続きはこちら

グーグルの「量子超越性」 実証は何を意味するのか?

グーグルが世界初の「量子超越性」を実証したとの報道を受けて様々な憶測が乱れ飛んだが、少なくともその一部は、今回の成果をひどく誇張したものに過ぎない。グーグルが同社の量子プロセッサーで達成したと思われること、量子超越性を取り巻く誤解について改めて説明しておこう。

≫ 続きはこちら

MITテクノロジーレビューからのお知らせ

MITテクノロジーレビュー[日本版]主催のカンファレンス・イベント「Future of Society Conference2019」を2019年11月29日に開催します。今年のテーマは「宇宙ビジネス」。テクノロジーから法制度まで、宇宙をビジネスにするためのヒントが満載の1日です。11/15までの限定で早割チケット販売中。お早めにご購入ください。

≫ 詳細はこちら

カテゴリートップへ

この連載の記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ