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12mmを切る極薄ボディに高性能を凝縮!

驚くほど薄くて使い勝手も満足な13.3型ノートPC「YOGA S730」

2019年10月22日 11時00分更新

文● 山口優 編集●北村/ASCII

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バックライト内蔵で打鍵感のよいキーボード

 メールや文書などを作成する機会が多い人にとって重要なのがキーボードの打ち心地だろう。YOGA S730は標準的なキー配列を採用しており、キーピッチも19mmあってかなりタイプしやすい印象。これだけ薄い本体にもかかわらずキーストロークが1.5mm程度あるのも評価できるポイントだ。

極薄なのに十分なストロークを確保したキーボード

 キートップはLenovoらしく下部が丸まった独特の形状で、指で押さえやすいのが特徴。Enterキーが隣のキーとくっついているのは最初若干戸惑ったが、慣れれば問題なし。クリック感がしっかりあり、打鍵音も耳につかないので、長文でもガシガシ軽快にタイプできた。

 なおキーボードはバックライトが内蔵されており、暗所でキートップの文字が光る仕組みになっている。飛行機で移動中に作業したい場合や、プレゼン会場で使いたい場合など、照明を落とした場所でもキーを判別しやすいのはありがたい。

バックライトが内蔵されており、暗所でキートップの文字が光る仕組みになっている

 タッチパッドはボタン一体型で操作スペースが広いため、ジェスチャーなどもしやすく感じた。タッチパッド右横にはWindows Hello対応の指紋認証センサーも搭載されており、指を当てるだけでパソコンにログインできる。実際に試してみたが指紋認証の精度やスピードも十分で、パスワードを入力するよりも圧倒的に速い。出先に持ち運んで使う場合も、これなら安心して使えそうだ。

指紋認証センサーを搭載しており、セキュリティ対策もバッチリ

小型ボディながらUSB Type-Cは3基搭載

 インターフェースは、本体左側面にUSB3.1 Gen 1 Type-Cとマイクロフォン/ヘッドフォン・ コンボ・ジャック、右側面にUSB3.1 Gen 2 Type-Cを2基搭載している。

本体左側面にUSB3.1 Gen 1 Type-Cとマイクロフォン/ヘッドフォン・ コンボ・ジャックを搭載する

 右側面のUSB Type-Cは両方ともUSB Power DeliveryとThunderbolt 3、DisplayPort出力に対応。HDMIやUSB Type-Aなどは搭載していないが、最近はUSB Type-Cが普及して変換アダプターなどのアクセサリーも増えてきたので不便を感じることは少ないだろう。コンパクトな本体ながらUSB Type-Cポートを3基も搭載しているのはうれしいポイントだ。

本体右側面のUSB Type-Cポートは、2基ともUSB Power DeliveryとThunderbolt 3、DisplayPort出力に対応している

軽快に持ち運んで使えるモバイルノート

 YOGA S730は、アルミ素材を使用して剛性の高さと薄さ、軽さを実現したモバイルノートだ。高品位な液晶ディスプレーや打鍵感のよいキーボードを搭載しており、外出先に気軽に持ち運んで快適に使える製品に仕上がっている。カバンに入れてもできるだけかさばらない洗練されたデザインのモバイルノートを探している人は、YOGA S730を検討してみてはいかがだろうか。

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