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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第533回

JA全農ふくれんとコラボ!

イチジクを食べ比べたことある?「アマンド六本木」で福岡イチジクのパフェ

2019年10月01日 19時30分更新

文● ナベコ

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アマンドのパフェで「いちじく」を食べ比べできる。

 ごきげんよう、アスキーのモグモグ担当ナベコです。涼しくなってきた今日この頃は、仕事終わりに人と待ち合わせて街に繰り出したいもの。待ち合わせと言えば、頭に浮かぶのは「アマンド」。

2種のいちじくを食べ比べできるパフェ

アマンド六本木×JA全農ふくれん

 キーコーヒーのグループ会社であるアマンドが運営する喫茶のお店「アマンド」は、六本木店限定で、JA全農ふくれん(全国農業協同組合連合会 福岡県本部)とのコラボメニューを9月13日から販売しています。福岡県の旬の果実や、野菜を使用したメニューを提供することで「ふくおかブランド」食材の魅力の発信に協力するとのこと。

 ただいま「いちじくのナポレオンパイパルフェ」「贅沢いちじくのデザートシェイク」を発売中。10月31日までの期間限定です。

 福岡県はいちじく生産量が全国2位。そこで、福岡県産の旬のいちじくを使用したスイーツ2品をアマンドがオリジナルで開発したそうです。

 おもしろいのが「博多とよみつひめ」と「蓬莱柿」という2種のいちじくを使用しているところ。ひとつのスイーツに2種もいちじくを使用するって、意外ではないですか? 私はそもそも、いちじくにそんな種類があるとは意識していなかったので新鮮。味わってみました!

・「いちじくのナポレオンパイパルフェ~キャラメルソース仕立~」1000円(税抜)

 「博多とよみつひめ」「蓬莱柿」をアマンドで人気の「ナポレオンパイパルフェ」風にアレンジしたという一品。カスタードや、生クリーム、バニラアイスクリームを重ねて、サクサクのパイ生地で食感のアクセントをつけたパフェに、カットしたいちじくがたっぷりのっています。

いちじくがたっぷり!

 「博多とよみつひめ」は、福岡いちじくオリジナルの新品種。大粒でぽってりした見た目。食べてみると、とろっと柔らかく、味は桃のよう。とても芳醇で、しかも口の中で甘みが長く続きます。

試食サイズの特別プレートをいただきました。左のいちじくが「博多とよみつひめ」

 一方の「蓬莱柿」は、日本に古くからある在来種のいちじくです。こちらも糖度が高く甘いのですが、ほのかな酸味も感じるため、とよみつひめよりサラリとした食後感でした。プチプチとした種の食感が印象的。

白い部分が多いのが蓬莱柿。食べ比べてみると2種のいちくじの違いがわかりました!

 同じいちじくでも、品種ごとに特徴が違うものですね! パイのサクサクした食感や、バニラアイスクリームのひんやりした舌触りと共に、熟したいちじくの食べ比べができました。

こちらが「博多とよみつひめ」。桃のように甘かったです。

・「贅沢いちじくのデザートシェイク~赤ワインソース&ヨーグルト仕立~」1000円(税抜)

 「博多とよみつひめ」「蓬莱柿」の2種のいちじくをミックスして使用したオリジナルのデザートドリンク。ヨーグルトで酸味を加えて、赤ワインのソースなどと合わせて仕立てたそう。

まるでいちじくをそのまま飲んでいるよう! 甘さは控えめ。

 こちらは、ドリンクにいちじくが溶け込んでいるため食べ比べするという感じではないのですが、いちじくのプチプチした食感、ジューシーな風味などを丸ごと味わえます。まさに、飲むいちじく!

 いちじくは糖度が高いので、シェイクにするとものすごく甘いのでは? という先入観がありましたが、意外にも甘さ控えめで、まるで野菜を含んだスムージーのようにヘルシー感ある味わい。なんでも開発の際に、甘みが濃すぎると飲みづらくなるため、バランスを工夫したとか。

 いちじくのおいしさが詰まっていて、メニュー名どおり贅沢な味わいです。六本木でお酒を飲んだシメとしてもいただくのも、身体が喜びそう。

コラボ展開でアマンドの新しい役割が!

 アマンド 茂田代表取締役社長は福岡出身。子供の頃からいちじくが身近で、庭にあるいちじくをもいで食べた経験があるほどだそう。福岡ではいちじくが盛んなので、よく食べられているようです。関東出身の私にとって、いちじくはあまりなじみ深いフルーツではなかったので、少し驚きました。

 メニュー開発担当者は、いちじくは人によっては食べる機会が少ないこともあるので、多くの人にいちじくをもっと知ってもらったり、楽しんでもらいたいという狙いで、2種のいちじくを本商品に盛り込んだ、という経緯を教えてくれました。

左から、アマンド 茂田代表取締役社長、JA全農ふくれん 東京営業所 高津所長。

 JA全農ふくれんとのコラボはいちじくだけではありません。10月1日からは「福岡かんきつ」や「サラダ菜」を使用したメニューも並行して展開。また、11月から「福岡かき」「博多万能ねぎ」、12月から「博多あまおう」「福岡キウイ」、1月から「博多トマト」を使ったメニューが順次登場する予定です。

 六本木のシンボル的な存在でもある六本木アマンドは、今年でオープン55周年。「六本木を活気づけたい」という想いで、2年半ほど前から企業とのコラボレーションといった新しい取り組みも行なっています。今回は、地方のJA全農とのコラボ。茂田社長は、地方の魅力を発信するなどして、「ハブとしての新しい役割」の可能性を見据えているとのこと。

 アマンドが久しぶりという人も、足を運んでみると新しい魅力に気が付けるかもしれませんよ!


<アマンド六本木×JA全農ふくれん>
・店舗:アマンド六本木店
・住所:東京都港区六本木6-1-26
・営業時間:月・火・水・木・土・日・祝 11時~23時
      金 10時~27時
・期間:9月13日~2020年2月29日
 9月13日~10月31日 福岡いちじく
 10月1日~10月31日 福岡かんきつ、サラダ菜
 11月1日~11月30日 福岡かき、博多万能ねぎ(小ねぎ)
 12月1日~2月29日 福岡あまおう(いちご)、福岡キウイ
 1月1日~2月29日 福岡のトマト
・内容:上記食材を使用したオリジナルのデザートやフードを展開。ハロウィンやクリスマス、バレンタインの時期には、特別なウィークリーメニューを実施予定。※スケジュールやメニューの変更の可能性もあり。


書いた人:記者ナベコ

酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメやっています.情報募集中→【Twitter】【Facebook】

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