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ロジクール「MXシリーズ」から 電磁石ホイール採用のMX MASTER 3登場

2019年09月18日 23時00分更新

文● 高橋佑司

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MX MASTER 3は電磁石を利用した新技術のスクロールホイールを搭載

 MX MASTER 3の最も大きなポイントは、スクロールホイールを電磁石を使用した新技術の「MagSpeed 電磁気スクロールホイール」に変更している点。

 この電磁石ホイールでは、電気インパルスによって内部の電磁石の極性を変えることで、精密なホイール操作ができる「ラチェットモード」と、高速なホイール回転が可能な「フリースピンモード」をモード切替ボタンで切り替えられる。

 ラチェットモードは、ホイールの軸部分にある電磁石とその外側の歯車が接近した際に、その間で磁力によって引き付けあう力が発生するため、ホイール回転時にカチカチと抵抗が生まれる。これにより、余計な回転を抑え、精密な操作ができるようになる。

 フリースピンモードでは、電気インパルスを切り替えて軸部分の極性を変化させ、外側の歯車との間に磁力が発生しないようにすることで、抵抗をなくし、スムーズで高速な回転を可能にしている。これによる高速スクロールにより、秒間1000行のスクロールが可能としている。

 ホイール素材をスチールにすることで重くし、慣性によって回転の勢いを持続させる変更も加えられており、プログラマーがコーデイングする際など、大量の文字列を一気にスクロールする際などに有用な機能となっている。

会場にはスクロールの仕組みをわかりやすくした模型も

 高速スクロール自体は従来品のMX MASTER 2Sにもあったが、メカニカルホイールを用いていたMX MASTER 2Sでは、スクロール時の音が大きかった。電磁石を用いたMX MASTER 3では部品の接触がないため、音が発生せず、静音性が上がっている。

 また、スクロールのカウントを、MX MASTER 2Sでは1ターン当たり192カウントだったのに対し、MX MASTER 3では1ターン360カウント、つまり1度につき1カウントにすることで、精密度を向上している。

 そのほか、前世代からの変更点としては、WebブラウザーやMicrosoft Office、Adobe製品などでよく利用される9つのアプリケーション向けに、それぞれ適したボタンレイアウトが初めからプリセットされている点などがあげられる。

 例えば、ブラウザーでは「戻る」に設定されているボタンが、Officeのアプリケーションなどでは「取り消す」ボタンになったり、親指部分の水平ホイールが、Photoshopではブラシサイズの変更に、Excelでは横スクロールになっていたりという具合だ。

 もちろん、「Logicool Options」を使ってユーザーの自由にボタン機能をカスタマイズすることもできるのだが、こうした手間がいらずに、ある程度各種アプリケーションが使いやすいよう設定されているのが便利なところだ。

 また充電ケーブルの接続端子がUSB Type-Cに変更されている。急速充電にも対応しており、1分の急速充電で3時間の利用が可能。2時間のフル充電では、週5日間、1日8時間の使用を想定した場合、約70日の使用が可能だという。

 形状については、前世代のMX MASTER 2Sのフォルムの評判が良かったこともあり、ユーザーの指が触れる部分についてはほとんど変更を加えていないという。ただし親指部分の配置については見直され、従来は水平ホイールの手前にあった戻る/進むボタンが、ホイールの下に移動。水平ホイールの大型化や、下部の親指ボタン/LEDライトの視認性を向上させている。

そのほか、主な仕様は以下の通り。

製品概要 MX MASTER 3
製品名 ロジクール MX MASTER アドバンスド ワイヤレス マウス
カラー グラファイト/ミッドグレイ/ブラック
型番 MX2200sGR/MX2200sMG/SEB-MX2200sBK
本体サイズ 幅84.3×奥行き124.9×高さ51mm
重量(電池含む) 141g
レシーバーサイズ Unifying レシーバー 幅14.4×奥行き18.4×高さ6.6mm
レシーバー重量 2g
センサー方式 Darkfield
解像度 200dpi~4000dpi、50dpi刻みで設定可能
ボタン数 7
操作距離 約10m
無線方式 アドバンス 2.4Ghz テクノロジー(Unifying対応)、Bluetooth
対応OS USB:Windows 7以降 macOS 10.13以降 Linux
Bluetooth:Windows 8以降 macOS 10.13以降 Linux

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