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東京ゲームショウ2019レポート第70回

e-Sportsの未来を支える環境となる

ゲーミングカフェの普及を目指すTGS初出展したBenQの思い

2019年09月17日 13時31分更新

文● 飯島範久 編集●北村/ASCII編集部

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 ベンキュージャパンは、日本でのゲーミングカフェの普及を目指し、東京ゲームショウ2019に初出展した。

 ネットカフェなら日本でもよく見かける存在だが、ゲーミングカフェはまだ数えるほどしかない。中国や韓国では当たり前のゲーミングカフェとはどういうものなのか、ベンキュージャパン プロダクト&マーケティング部の柴和志さんに話を聞いた。

 ゲーミングカフェのイメージをモチーフにしたブースには、ゲーミングマシンとベンキューのゲーミングブランド「ZOWIE」のゲーミングディスプレーやキーボードなどのデバイスが並べられている。

 ネットカフェでは、とりあえずネットができる環境が整えられているだけで、特にマシンにこだわりはない。

ゲーミングカフェをイメージした展示

 一方のゲーミングカフェは、ゲームをやるための場なので、ハイスペックなマシンにゲーミングディスプレーなど、どんなゲームでも快適にプレイできる環境になっているのが特徴だ。

 「日本でもゲーミングカフェを普及するための第一歩として、今回TGSへ出展しました。われわれは、e-SPORTSに関わる人たちにどういった形でサポートすべきなのか考えたときに、まずはこのような場所を提供することを目指しました」(柴さん)

 展示されていたゲーミングディスプレー「XL2546」は、ZOWIEブランドのフラッグシップモデルで、PUPGなどの多くのe-Sports大会で公式ディスプレーとして採用されている。

 24.5インチで240Hz駆動のパネルを採用し、独自のDynamic Accuracy(DyAc)技術により、残像感を大幅に低減するため、特に動きの速いゲームではこの効果は絶大だ。

ZOWIEゲーミングディスプレー「XL2546」

 また、専用の有線リモコン「S.Switch」が付属していて、これを使うことで画面の設定を最大3つまで記録できる。設定情報はこのリモコン内のメモリーに格納されるため、たとえば、自宅とゲーミングカフェ、さらに大会で同じディスプレーであれば、このリモコンを持ち運んで接続し、ボタンを押すだけでいつものプレイ環境に早変わりする。

「S.Switch」は、画面の調整も操作しやすくする。このリモコンの存在が、大会で採用されている大きな理由だそうで、プレイヤーも大会に採用してほしいと嘆願しているという

 ディスプレーの両サイドには、アイシールドが装着されており、横に座っているプレイヤーのディスプレーを視界から隠す。集中力を高めるためには効果的なアイテムだ。

 ほかにも、キーボードやマウス、マウスパッドなども扱っており、ベンキューはマシン以外のゲーミングデバイスでカフェ環境を支えることになる。

ゲーミング用のキーボード「CELERITAS II」にマウス「ECシリーズ」、マウスパッド「SRシリーズ」、オーディオシステム「VITAL」なども展示されていた

 まず今回は、ゲーミングカフェを普及するために認知してもらうことが第一目標だ。そのため、ビジネスデーにしか出展していない。

 「すでに稼働しているゲーミングカフェにディスプレーの提供はしていますが、現段階ではゲーミングカフェをやりませんか? ではなく、こういったものがあるということを頭の片隅に残るよう、多くの人に認知してもらえれば」(柴さん)。

 パートナー企業としては、e-Sportsなどのイベントの運営や番組制作をしているRIZESTや、ネットカフェでも多く採用されているデスクトップランチャーを提供しているテクノブラッドがあり、ゲーミングカフェの運営を考えている人や企業があれば、つなげられるという。

 来場者の反応は上々のようで、「やはりゲーミングカフェって何? という人が多く、そうやって聞いてくださり、われわれが説明できるだけでも今回は大成功です」(柴さん)。

ゲーミングカフェの普及に尽力を尽くす

 ネットカフェは、ネットをする場所というより、個室化されていて、もはや寝たり、食事をしたりして静かにゆっくりする場所と化している。

 逆にゲーミングカフェは、アクティブにゲームをプレイし、特に隣どうし壁もなく多少騒がしくなることもあるため、まったく用途が異なる。そのあたりの違いも認知させる必要があると考えている。

 「まずはゲーミングカフェでいい製品を触って、プレイしてもらい、そういった人たちが選手になってくれるよう、e-Sportsをサポートできればいいですね」(柴さん)。

 ゲーミングカフェが普及すれば、日本もますますe-SPortsに明るい環境となることだろう。

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