急カーブをえがくGIGABYTEの湾曲液晶はゲームへの没入感がヤバイ

文●宮崎真一 編集●北村/ASCII編集部

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ゲーム向け機能を多数搭載

 ゲーム向けのユニークな機能を装備している点も注目したい。「ブラックイコライザー 2.0」という機能では、映像の暗い部分を明るくして、視認性の向上を図る機能だ。

 GIGABYTEによると、同機能では画面を1296分割し、それぞれを同時に調整しているとのこと。そのため、暗がりだけを明るく表示することが可能で、ほかの箇所が変に明るくなったりはしない。

「ブラックイコライザー 2.0」レベル0

「ブラックイコライザー 2.0」レベル1

「ブラックイコライザー 2.0」レベル2

「ブラックイコライザー 2.0」レベル3

 また、「エイムスタビライザー」では、ブラーを軽減することで、FPSゲームでの射撃の反動で起きる映像のブレを抑えられる。

 実際にPUBGでエイムスタビライザーを使用してみたが、その効果は確認できたものの、コアなプレイヤーであればその効果に若干違和感を覚えるかもしれない。このあたりは、ブレが抑えられているとはいえ、慣れが必要だと感じた。

画面の中央に照準を表示する「照準点」機能

 そのほか、画面の中央の照準点や、リアルタイムのフレームレートを表示する機能を有しているほか、1時間のカウントアップおよびカウントダウンのタイマー機能も用意されている。

 とくに、このタイマー機能はMMORPGのリポップ管理や、さまざまなゲームのタイムアタックの計測に非常に重宝する。

タイマーとカウンター。その下はリフレッシュレートの表示だ

AORUSダッシュボードを有効にすると、CPUやGPUの温度や動作クロックなどがOSDで表示されるようになる。液晶ディスプレーがこうした機能を備えている点はユニークだ

 さらに、付属アプリケーションの「OSD Sidekick」(Version B19.0822.1)を利用すると、Windows上からマウスで各種設定を変更可能だ。

 もちろん、中央下部に用意されたスティックボタンを操作することで、OSDの設定を変更できるのだが、OSD Sidekickを利用するほうが各設定を一覧表示できるため、かなり扱いやすい。

 CV27QとPCをUSBケーブルで接続する必要はあるものの、操作性は抜群に向上するので、ぜひOSD Sidekickの導入をオススメしたい。

OSDは中央下部に用意されたスティックボタンのみで操作する。なお、このボタンを押し込むことで電源のオン/オフができる

Windows上から各種設定を変更できるOSD Sidekick。設定を把握しやすいため、その操作性は抜群に高い

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