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業界人の《ことば》から第360回

日本HPが東京生産にこだわる理由とは

2019年09月17日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII

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今回のことば

「日本HPが、東京でPCの生産を開始してから20年。国内トップシェアのPCメーカーとして、旺盛な需要に対応できる体制の構築に力を注いだ」(日本HPの岡隆史社長)

東京生産は利点が多い

 日本HPが1999年7月に、PCの生産を「東京」で開始してから、ちょうど20年目の節目を迎えた。

 日本HPの東京生産は、東京・あきる野にあった日本DEC(DECはコンパックが買収)の多摩事業所で、デスクトップPCの生産を開始したのが始まり。2003年1月には、HPによるコンパックの買収にあわせて、HPの昭島事業所に生産拠点を移設。

 さらに、日本HPと日本ヒューレット・パッカードに会社が分離したあととなる2016年6月には、現在の東京・日野に生産拠点を移設するとともに、分散していた物流拠点も統合し、「東京ファクトリー&ロジスティックスパーク」として稼働している。20年の間に、あきる野、昭島、日野と拠点を移しながらも、東京生産を維持し続けてきた。

 日本HPが東京生産にこだわる理由はいくつかある。

 顧客に近い環境での生産による短納期を実現するとともに、さまざまな仕様にあわせたモノづくりが可能になり、高い品質での生産ができ、そして、コスト競争力でも優位に立てるようになるという点だ。

 1999年のスタート時から、当時は異例ともいえた5営業日での受注から納品を目指したサプライチェーンおよび生産体制を確立した「東京生産」は、現在でも、5営業日での納品体制を維持している。

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