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ATX電源の始祖たるFSPのHydro GEシリーズは質実剛健でド安定

2019年10月09日 11時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●北村/ASCII編集部

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 自作PCにおいて、もっとも重要なパーツは電源ユニットだ。PCは電気で動く関係上、電源を疎かにすると、ろくなことにならない。起動しないだけでなく、電源がエラーを起こした際に、パーツ一式がおしゃかになることもある。

 とはいえ、電源は多くのメーカーから登場しており、どれがいいのかはなかなか判断しにくい。そこで今回は世界で初めてATX電源を世に送り出したFSPが展開するHydro GEシリーズを見ていこう。

FSP Hydro GEシリーズの750Wモデル

ラインナップは4種類
側面のロゴシールを交換できる

 Hydro GEシリーズは、550/650/750/850Wのラインナップで基本仕様はほぼ共通。下表の通り、容量に応じての各出力は異なるが、フルモジュラーである点やフラットケーブル、肉厚な135mmファンを採用している点などに変更はない。細かい点ながら影響のある差異については後述する。

550W
重量 本体:約1300g
パッケージ:約2480g
AC入力電圧 電源:100V-240V 8-4A
周波数:50Hz~60Hz
DC出力 電圧 +3.3V +5V +12V -12V +5Vsb
電流 20A 20A 45.84A 0.3A 2.5A
電力 100W 550W 3.6W 12.5W
定格電力 550W
実売価格(税抜) 1万3800円
650W
重量 本体:約1400g
パッケージ:約2500g
AC入力電圧 電源:100V-240V 10-5A
周波数:50Hz~60Hz
DC出力 電圧 +3.3V +5V +12V -12V +5Vsb
電流 20A 20A 54.16A 0.3A 2.5A
電力 100W 650W 3.6W 12.5W
定格電力 650W
実売価格(税抜) 1万5800円
750W
重量 本体:約1750g
パッケージ:約2920g
AC入力電圧 電源:100V-240V 10-5A
周波数:50Hz~60Hz
DC出力 電圧 +3.3V +5V +12V -12V +5Vsb
電流 25A 25A 62.5A 0.5A 3.5A
電力 150W 750W 6W 17.5W
定格電力 750W
実売価格(税抜) 1万7800円
850W
重量 本体:約1800g
パッケージ:約2960g
AC入力電圧 電源:100V-240V 11-5.5A
周波数:50Hz~60Hz
DC出力 電圧 +3.3V +5V +12V -12V +5Vsb
電流 25A 25A 70.83A 0.5A 3.5A
電力 150W 850W 6W 17.5W
定格電力 850W
実売価格(税抜) 1万9800円

 本題に入る前に念のため触れておくと、電源選びは想定している、もしくは使用中環境のフルロードに対して、50~60%のマージンがあると良い。

 たとえば、ゲームやクリエイティブワークの場合、1日8時間ほどの酷使があるとして、その間の電源はマラソンになる。よって、容量の80~90%の状態が延々と続くのは、思わぬエラーの要因となりやすい。スペック同様に電源容量にも余裕は必要なのだ。

使用するケーブルだけを接続するモジュラータイプとなっている

 では、Hydro GEシリーズを見ていこう。サイズは150(W)×170(D)×86(H)mm。標準的なATX Largeよりも奥行きが10mm短い。これは750Wや850W電源になると効いてくる要素になる。逆に小型ケースとなるとサイズが厳しくなるので、この点は使用中のケース、もしくは検討しているケースのキャパシティーと相談するといいだろう。

 また側面用のシール2種類が同梱されており、初期状態を含み3種類から選べる。電源側面が外からも見えるケースの場合は吟味してみるといい。

側面のシール。写真は初期状態のもの
付属のシール

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