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「ダライアス」や「Forza Horizon 4」に最適!

32:9の曲面液晶ディスプレー「EI491CRPbmiiipx」の超没入感がヤバイ

2019年09月11日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトライッペイ

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OSD操作は付属リモコンが有能

 OSDについても触れておきたい。OSDの操作ボタンは本体中央の底面部に用意されている。さらに、本製品にはOSDを操作できるリモコンが付属している。リモコンにはHDRボタンがあり、押すごとにHDR設定のOff/Auto/Onを手軽に切り替えられる。プレイするゲームや観たい動画に合わせてHDR設定を変更したいユーザーには、かなり重宝するボタンではないだろうか。また、リモコンには音のボリュームボタンも用意されており、その使い勝手はかなり良好だ。

ベゼル下部に用意されたOSD操作用ボタン。前面からアクセスしやすいのだが、それ以上にリモコンの操作性が抜群で、これらを利用することはほとんどなかった。

ボタン型電池で動作する付属のリモコン。電源ボタンは当然のこと、入力ソースの切り替えなども簡単に行なえる。

HDRを利用する場合には、PictureのサブメニューにあるHDRの項目を「On」もしくは「Auto」に変更。

 また、映像入力はDisplayPort 1.2が1基、HDMIが3基(内訳はHDMI 2.0は1基、HDMI 1.4が2基)の計4系統を装備。これらを使って、2つの画面を同時に表示させるピクチャーバイピクチャー(以下、PBP)とピクチャーインピクチャー(以下、PIP)に対応しているのだが、PBPを利用した際の1画面の表示領域は600(W)×340(H)mmほどある。そのため、通常は1920×1080ドットの2画面で使用してもストレスを感じることはまったくない。

 通常時はPBPで運用し、ゲームをプレイするときだけ3840×1080ドットのスーパーウルトラワイドの画面に切り替える、といった使い方もおもしろいのではないだろうか。

背面にはスピーカージャックのほか、4系統の映像入力インターフェースを装備。細かな点だが、これらのインターフェースを隠すカバーの固定方法がツメではなくマグネットであった点は使いやすいと感じた。

 そのほか、OSDには「Action」、「Racing」、「Sports」といったゲームジャンルに合わせたプリセットが用意されている。それぞれのプリセットで輝度や明るさが細かに設定されており、最もプレイしやすい画面設定を容易に適用できる。また、「HDR」や「Graphics」といったプリセットも備わっており、ゲーム以外の写真や動画をキレイに表示させたい場合などにも、これらのプリセットは活躍しそうだ。

OSDには「Action」、「Racing」、「Sports」、「User」、「Standard」、「ECO」、「Graphics」、「HDR」と計8つのプリセットが用意されている。

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