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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第304回

酒飲みなら試したい学習型IoTアルコール検知器「TISPY2」

2019年09月01日 12時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII編集部

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優雅にワインを飲んで計測
その結果は……?

 さて、では飲みをスタート。夕食が肉なので、赤ワインの「ドメーヌ・ド・バロナーク 2014年」を開ける。フランス南方のラングドックのワインなのだが、ボルドー格付け1級シャトー「シャトー・ムートン・ロートシルト」のバロン・フィリップ・ロートシルトが作っているだけあり、素晴らしい仕上がり。

 ブドウはボルドー系のメルローやカベルネ・フラン、地中海系のシラーやマルベックをアッサンブラージュしており、エレガントな味わいになっている。

 まずは100cc飲んだところで、計測してみる。「TISPY2」で計測する前には、必ず水で口をゆすぐこと。ゆすぎが足りないと、一口しか飲んでいなくても、とんでもないアルコール濃度が計測されてしまうためだ。

 結果は、0.05mg/L。血中アルコール濃度は、この呼気中のアルコール濃度の約2000倍。そのため、血中アルコール濃度0.01%とほぼ等しいことになる。

「ドメーヌ・ド・バロナーク 2014年」を飲みながら夕食のステーキを楽しむ

1杯目を飲み終わって計測したところ、0.05mg/Lを検出した

 2杯目で0.06mg/L、3杯目で0.10mg/L(血中アルコール濃度0.02%相当)となった。血中アルコール0.02~0.05%までは酔いの程度は「爽快期」とのこと。ほとんどアルコールが入っている感はない。4杯目も変わらず0.10mg/L、5杯目で0.12mg/Lとなった。ワインがなくなったので氷結ストロング500ml缶を投入し、0.19mg/L。

2杯目で0.06mg/L

「ペース」をタップすると飲むペースを判断してくれる

アルコール度数9%の氷結STRONG 500mlを投入

すると0.19mg/Lを検出した

「飲んだ量」をタップすると、ビールの中ジョッキ5.2杯分と表示された

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