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ASUS、1P/2Pサーバーが合計246項目で世界記録を樹立

2019年08月26日 14時00分更新

文● 阿部

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 ASUSは8月13日(現地時間)、GPGPU(汎用コンピューティング グラフィック処理ユニット)サーバー、マルチノードサーバーなど、同社のラックサーバーがSPEC CPU 2017のベンチマークパッケージで、合計246項目の世界記録を樹立したと発表。

 SPEC(標準性能評価法人)は、最新世代のコンピューティングシステムのパフォーマンスとエネルギー効率の評価の基準となるベンチマークとツールを確立、維持、承認するために設立された非営利法人。

 ASUSデュアルプロセッサー(2P)サーバー「ESC8000 G4」は、SPEC CPU 2017ベンチマークパッケージのSPECint 2017レートおよびSPECfp 2017において、計算集約型アプリケーションとして64項目で世界記録を獲得。「RS720Q-E9」は、97項目で記録を樹立した。また、シングルプロセッサー(1P)「RS300-E10」サーバーは、70項目でベストパフォーマンスを記録した。

 ESC8000 G4は、AIトレーニング用の最大8枚のダブルデッキグラフィックカードをサポートし、高性能コンピューティング(HPC)、コンテンツ作成、レンダリング、ゲーム、VR、AR、およびプロフェッショナルな視覚化アプリケーションなどに幅広い用途に対応する。

 RS720Q-E9は、データセンターやプライベートクラウドアプリケーションなど、データ集約型の環境向けに設計されており、2〜8個のプロセッサーと最大6TBのメモリー用の48DIMMをサポートする。

 RS300-E10は、最大4つのイーサネットLANポート、ストレージ拡張、ASUS独自というパフォーマンスブースト技術を備え、Xeon Eプロセッサーは前世代と比較して最大1.36倍のパフォーマンスを実現するとのこと。

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